専業ぼっちbotterとして3ヶ月が経ちました
こんにちは。ぼっちbotterよだかです。仕事を辞めて専業botterとして舵を切って3ヶ月が経ちました。専業としての生活にもすっかり慣れてきました。今月の振り返りをまとめていきます。 開発に関する技術的な記事はクリプトブログにまとめているのでbot開発について具体的に知りたいという方はそちらの記事も併せて読んでみてください。 bot関連 月次報告(2025/6/27)にもまとめていますが、今月は「botの安定稼働をどうやって実現するか」ということが主なテーマでした。 大きなところだけ拾うと「24時間監視 ...
動的なbot開発&運用思想のエッセンス
現場でbotを実際に運用している人間として、自分の運用思想を記録しておく。 簡易まとめ表 原則内容動的性市場・戦略・実装のすべては変化する前提再構築性壊れる・死ぬ・陳腐化することを設計に含める多戦略ストラテジーは分散・重みづけは変動人間の役割保留、抽象保持、感情処理、非形式判断ボットの役割検出、スコア化、分類、実行勝利の定義生存、維持、再起、反復、ログの蓄積 1. 壊れる前提で設計する システムは破綻を含んだ前提で作る 「永遠に機能する戦略」ではなく、「壊れながらも再構築可能な枠組み」が前提 成功した戦略 ...
🚬 ブラックボックス礼賛マニフェスト-AI時代の“わからなさ”を貪り食う愉悦論-
「理解できないものは排除すべきだ」「透明性こそ正義だ」──そんなスローガンを信じ切っている方がいらっしゃるなら、本稿はきっと胸やけの原因になります。私は、わからなさ(ブラックボックス)そのものに価値を見出し、むしろ“未知”という香辛料をこそ貪りたいと考えています。ジェットコースターの落下予告が秒単位で可視化された瞬間、あのスリルは半減します。同様に、パチンコの大当たり確率が常時モニターに表示されていたら、射幸心は急速に冷めるでしょう。 ここでは、生成AIという油圧ジャッキが「感情」「信仰」「芸術」といっ ...
専業ぼっちbotterとして2ヶ月が経ったよ、という話
こんにちは。よだかです。仕事を辞めて専業ぼっちbotterとしての生活を始めてから2ヶ月が経ちました。 この記事では5月はどんなことをしていたのかということや現時点の私の考えをざっくばらんに整理していきます。 いわゆる「マイルストーン的な記事」というやつですね。 開発の合間に5月のまとめをしていたので、一旦断片的に書いていく。稼ぐことは出力(結果)。安全 → 技術 → 運用 → 市場 → 収益 の順に KPI を積むと、途中経過の“伸び”が見えて焦りが減る。収益が出ても油断しにくい構造を堅実に積み上げてい ...
AIは「共進化パートナー」である
こんにちは、よだかです。普段は、AI(主にChat GPT)を使い倒してbot開発をしています。 開発においてAIを使うことは、とても便利で、私自身はこれまで「増幅器としてのAI」という捉え方をしていました。けれど、最近は、AIをただの「便利なツール」として扱うだけでは、その可能性のごく一部しか引き出すことはできないという風に心境が変化してきました。 ChatGPTを開発に伴走させている私にとって、非常に便利だと気づいた機能の一つに「こちらの要求通りに抽象的にカスタマイズできる」というものがある。例えば私 ...
よだか流AI(ChatGPT)活用法まとめ
こんにちは、よだかです。この一月半ほどの間、ChatGPTを様々な場面で活用しています。主な使用方法は「仮想通貨bot開発」「壁打ち」「内省(自己理解の深化)」「大量の情報をベースにしたファクトチェック及び反証形成」などです。 以下に、先日のチャットの中でもっとも重要だと感じた「AIの思考を模倣する」プロセスを中心に抜粋しつつ、「私流のAI活用法」を詳細かつ構造的にまとめました。 呪術廻戦で「宿儺が魔虚羅の無下限への適応プロセスを観察・学習して"世界を断つ斬撃"を習得するシーン」がとて ...
【思考ログ】「自分を作って壊して遊ぶ」っていう楽しみ方
本記事は、もともと相当ガチガチに組み上げていた思考ログを、AIに「バカっぽく、軽いノリで書き直して」と無茶ぶりして再構成した“実験作”です。 私自身、堅いテイストや抽象的な議論が大好物なのですが、同じ器で煮込み続けると煮詰まるのも事実。そこで今回は―― 自分の定義・枠をわざと崩す 軽妙な文体にまで振り切ってみる それでも中身(問いの核心)は残るのか?――を検証する目的で、AIとの壁打ちを通じて“文章の骨格”を壊し、組み直すプロセスに挑戦しました。 もし読み進めて「なんか軽すぎるな」と感じても、その奥にある ...
『無理しない勇気』と『ちょっとだけ無理する勇気』の境界線
こんにちは、よだかです。成長したい、でも燃え尽きたくない――。 トレードでも開発でも「もっと上へ」とアクセルを踏み込みたくなる瞬間は誰にでもあります。しかし、常に全開で走り続ければエンジンは早々に焼き付き、逆にブレーキを踏み続ければどこにも辿り着けません。 本記事では、“無理しない勇気” と “ちょっとだけ無理する勇気” を行き来しながら、長期レースを走り切るためのマインドセットを掘り下げます。高揚感さえもノイズとして観察し、感情ログを武器に「淡々と積み上げること」と「意図的に負荷をかけること」をどう両立 ...
「読む」は「ガス抜きとパワーアップのハイブリッド」であるという話
よだかです。今回は、「読書」に関する私のスタンスを整理してみました。 読書はかなり好きな方だという自覚があり、気の向くままにたくさん本を読んできました。ここで改めて自分自身の定点観測をしつつ、今後私が選ぶであろう本を絞っておくのも面白いかな、と感じた次第です。 なお、以下の思考及び嗜好傾向は私のこれまでの読書ログをAIに投げつけて「私を分析してみろや」と挑発した結果生成されたものをさらに私が魔改造したものです。そのため、これを読んでニヤニヤできるのは、多分私だけです。悪しからず。 ──本の虫でもなければ ...
思考は「劇的な転換」より“潤滑油の交換”で変わる
2025/4/30 ――自分でも気づきにくい変遷を、差分でやさしく振り返る はじめに 「昔と考え方は変わっていないはずなのに、なぜか景色が違って見える」。そんな経験はありませんか?今回は、私自身が AI との対話を通じて少しずつ向きが変わった 思考プロセスを、“差分” で整理しながらまとめます。 1. 4 つのフェーズをざっくり押さえる フェーズキーワード当時の姿勢今の着地ひとことで言うと…① 起点(対話前)支配・鏡像何でも“自分の枠”に収めて安心「定義=支配」を一度棚上げしてもいいかもフル装備で要塞を築 ...