不動産

「ボロ戸建て投資ド初心者日記」第1回:はじめの一歩は、4回転んでから

Pocket

2025年4月15日

こんにちは、よだかです。

普段は仮想通貨botを開発したり、ブログでアフィリエイト収益を作ったり、空き家を直して人に貸したりしています。
自分で仕組みを作って、そこから継続的に収益が生まれてくる。その流れを複数持つことが、今の自分の働き方の軸になっています。

このシリーズでは、その中でも**「不動産」、特に築古戸建てを買って、直して、貸す**というやり方について、自分自身の実体験をベースに記録していきます。

不動産投資に興味はあるけれど、何から始めればいいのか分からない。
買うって言っても、どうやって?怖くないの?
実際にやってる人のリアルが知りたい。

そう思っていたのは、かつての自分でした。


「最初の一軒目」までに、3回買えなかった

タイトルの通りですが、私が最初に家を買うまでに、実際に購入を検討して動いた物件は4軒ありました。
つまり、最初の一歩を踏み出すのに、3回転んでます

不動産に限らず、ビジネス全般に共通することだと思いますが、最初の一歩が一番怖いし、エネルギーを使います。
情報収集、物件選び、現地確認、問い合わせ、内見、価格交渉。
一つひとつは大したことがないように見えても、未経験者にとっては**「やっていいのか分からない作業」**の連続です。

私の場合、その不安を少しでも減らすために、まずは「買う物件の条件」を明確に決めてスタートしました。


購入予算は、修繕費込みで300万円

最初の条件設定は以下のようなものでした。

  • 総予算:300万円以内(物件価格+修繕費含む)
  • 購入対象:築古戸建て(ボロ戸建て)
  • 修繕作業の大半は、自分の手で行う

当時の私は、「手先は人並みに器用」「身体を動かすのも嫌いじゃない」「人に頼らず、自分で仕上げたい」というタイプでした。
だからこそ、DIY前提で古い家を安く仕入れるという手法が、自分には合っていると感じていました。

平日は会社勤め、本業の傍ら副業もいくつか持っていたため、時間は限られていましたが、週末には片道1時間以内で行ける範囲を中心に、空き家を探して回っていました。

振り返ると、「もっと集中すれば買えていたかもしれない物件」もいくつかあったと思います。
でもその時は、「やれる範囲でやる」という判断が、精一杯でした。


最初の3軒は、買えなかった。でも、無駄ではなかった

1軒目:240万円、現地に行って「これは買いだ」と即決→ 電話をかけると「すでに交渉中です」。
2軒目:245万円、駅近・外観良好 → すでに内見予約が10件以上。「競争が激しいので諦めます」と撤退。
3軒目:220万円、立地に不安 → 見送り。

この3件は、いずれも現地に行って、自分の目で見て、気持ちが動いた物件でした。
でも、買えなかった。

行動が遅かったのか、競争に負けたのか、判断に迷ったのか。
どれも一因ではあるけれど、根本的には「不動産を買う」ということに対して、自分の中に確固たる基準や決断力がなかったのだと思います。

それでも、「これなら買いたいと思える」という物件に出会ったことで、少しずつ判断の軸ができていったのも事実です。


「買えなかった経験」も、確実に自分の中に積み上がっていく

振り返ってみれば、最初の3件を買えなかったことを、今は後悔していません。
むしろ、あの時に現地を見て、調べて、検討して、諦めたという流れがあったからこそ、4軒目で「これは買ってもいい」と素直に思えたのだと感じています。

そして実際に買えたのが、200万円のボロ戸建てでした。

今後の記事では、なぜその物件を「買ってもいい」と思えたのか、
そして実際の物件はどうだったのかを、もう少し具体的に書いていきます。


「不安」と「自信」のちょうど間で

不動産投資は、常に不安がつきまとう分野です。
市場の動き、物件の状態、修繕の手間、空室リスク、賃貸需要、資金繰り……。

でも、不安をゼロにしようとすると、何もできなくなります。

私が最初に動き出せたのは、**「この条件であれば、自分は動いていい」**というラインを明確に決めていたからです。
そしてそれに従って動いたからこそ、「買えなかった」という結果も、次に活かせる材料になりました。

はじめの一歩は、いつだって怖いです。
でも、転びながらでも進めたという事実が、その後の行動を支える土台になっていきます。


次回:「買えなかった3軒の物件たち」
──ここから、判断を育てるプロセスが開始しました。

それではまた。
よだかでした。

「ボロ戸建て投資ド初心者日記」第2回:買えなかった物件たちに、ありがとうを

2025年4月15日 こんにちは、よだかです。 前回の記事では、「初めて家を買うまでに3回転んだ」という話をしました。今回はその**“買えなかった3軒”**について、記憶をたどりながら書いていこうと思 ...

続きを見る

-不動産