どうも、よだかです。
あなたは、自分の思考や判断に”ぶれない指針”を持っていますか?
変化の激しい現代において、自分の頭で考えて決断する能力はますます重要になってきていますね。
今まで流されてきた人にとっては、自分の頭で考える事はとてもしんどい事だと思います。
私自身も、「何か優れた答えがあるんじゃないか?」「誰かが教えてくれる答えをもらって自分は楽をしたい」と考えてしまうことがあります。
けれども、「その態度は自分の人生に対してきちんと向き合っていないのではないか?」とも感じるのです。
今回紹介する「思考のコンパス」は、自分の頭で考えることの難しさに悩む全ての人に届いて欲しい本です。
この本を読むと、「問題の見つけ方」のきっかけを得ることができます。
早速本書の内容と魅力をまとめていきます!
この本・この記事を読んで欲しい人
・”考える”ということとと本気で向き合いたい人
・問題の”見つけ方”を知りたい人
・すぐに答えを欲しがる自覚がある人
内容
著者と7名の識者との対談形式。
対談の中で、各々の思考のエッセンスを感じ取ることができます。
この本の楽しみ方
・それぞれの主張を比較し、純粋にその違いを楽しむ
・最も共感できる主張について深めていく
・さらに調べていきたい分野を深掘りしていく
最終的にあなた自身の思考を深めるきっかけを掴むことができるでしょう。
↓対談相手の1人「養老孟司さん」のおすすめ本はこちらから!
【心を広げてくれる本】養老孟司10冊読んでまとめてみた【読書】
対談形式は読みやすい
著者の山口周さんの土台となっているのは「仮想空間シフト」「反都市化」「ライフスタイルの多様化・複層化」です。
【時代に先駆けて学ぶべし!】仮想空間シフト【尾原和啓 山口周】
この思考を土台に、7名の指揮者と対談をすすめていくのです。
どの方も、ご自身の考えの土台がきちんとあって、とても面白い対談になっています。
対談の続きが非常に気になるので、気になったテーマについては、各々の著作を読んでみたくなり、、、。
特に養老孟司さんの著作は10冊購入して一気に読んでしまいました!
対談形式では、各々のお人柄を感じやすいので、次の学びにつながりやすいですね。
魅力
「考えるきっかけになる」ということが、本書の1番の魅力ですね。
教養を深める1歩目になる
「教養がある」とは「複雑で曖昧な状況において、その人らしい決断ができること」
本書の冒頭で述べられる言葉です。
現在は変化の激しい時代。
様々な局面において、自分自身で判断できることが求められています。
自分で決めたことであれば、たとえその結果が一時的にうまくいかなかったとしても、何かしらの意味付けはできます。
しかし、流されて決断したことは、その責任を自分以外のものに押し付けるチャンスを自分に与えることになってしまいます。
本書がくれるのは、勇気を持って自分で決断するきっかけなのです。
思考の方向性が示される
こういう方向性で考えてみてはどうか?
そういう提案が著者自身のものも含めて8通り示されます。
どのように考えたら良いのか分からないという方には、まずこれからやってみようという判断材料になります。
そうやって真似ていく中で、自分自身の「ぶれない指針」がだんだんと出来上がっていきます。
それは、時間のかかる作業かもしれません。
あるいは、言語化できていなかった自分の指針が不意に明確になるかもしれません。
どちらにせよ、あなたが自分の考えと向き合うきっかけになる事は間違いないのです。
社会の在り方を客観視できる
8人の知見は、世の中を捉える視点として応用できます。
それぞれに専門性を持っている方々なので、8通りのものの見方の土台をあなた自身がそのまま活用することができるのです!
世の中の在り方をどんな視点で切り取って観察するのか?
社会・人・組織に対する深い知見を得ることで、あなたのものの見方に変化が訪れることでしょう。
ものの見方・考え方を変えていくことで、世の中が違った形に見えてきます。
見え方が変われば、あなたの人生も少しずつ変わっていくはずです。
この本を読めば、「社会の在り方を捉え直すメガネ」を増やすことができます。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます。
知識を増やしつつも、思考をフル回転させてくれます。
そもそも問題は何なのか?という問いから逃げない強さをくれる本です!
考えることに本気で向き合いたい人には、絶対に読んで欲しい1冊です。
本書を読んで、人生の指針となる「思考のコンパス」を手に入れてください!
【思考力アップ】世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた