こんにちは、よだかです。
最近、誰かにプレゼントを送りましたか?
どんなプレゼントが良いのか?相手はどうしたら喜んでくれるのか?
贈り物に悩む人、多いですよね。
その悩みは、相手のことをしっかりと考えているからこそ起こるもの!
どんな贈り物が相手をしあわせにできるの?と悩むことは、あなたに思いやりの心がある証です。
とはいえ、プレゼントはちゃんと決めたい、、、!
そんなあなたにお勧めしたいプレゼントが「絵本」です。
今回は、大人になったからこそ心に響く絵本を7冊選びました。
最後には番外編も載せてみました。
それでは早速紹介していきましょう!
りんごかもしれない
何も考えずに楽しめば良い。
けれども、深い余韻に浸ることができる。
ヨシタケシンスケさんの描く世界は、子供が見ると面白く、大人が見ると哲学的。
可愛らしいイラストととリズムの良い言葉、そして何より著者の哲学が完璧に噛み合って奇跡のような1冊になっています。
読んだその日から、目の前にある当たり前のことに「〜〜かもしれない」とワクワクできるようになりますよ!
考えるクセをつけて、世の中を果てしなく面白く変えてくれる絵本です。
急行北極号
著者は人気作家のC.V.オールズバーグ。
多彩なテイストの作品を生み出す彼の作品の中でも、特に温かさを感じるのが本作「急行北極号」です。
「ポーラーエクスプレス」という題で映画化もしていますが、絵本の方を強くお勧めしたい作品です。
クリスマスに送る絵本はこれ一択!
クリスマスの夜、突然家の前に現れた急行北極号。
子供だけが乗れるその列車は、北極のサンタの元へ向かいます。
クリスマスプレゼントの準備をするサンタや小人達。
人物から風景まで、しっかりと描かれた絵のタッチは繊細で温かく、思わず見入ってしまいます。
とても心温まるラストシーンが、子供も大人も決して忘れない贈り物になります。
の
「わたしの お気に入りのコートの ポケットの中のお城の、、、」
ページをめくるたびに「の」が続く絵本。
1ページ1ページをどんどんめくりたくなる。
けれども、めくってしまうのがもったいない。
そんな不思議な気持ちにしてくれる作品です。
言葉と言葉の隙間にはいつも「の」がいる。
「の」が時間も空間の制限を超えて、終わらない果てしない旅に連れて行ってくれます。
可愛らしくも細部まで緻密に描かれた絵も魅力的です。
えんとつ町のプペル
映画化もされて大ヒットとなった作品の原作です。
様々なクリエイターが合同で制作したとのことで、作品世界に重厚な魅力が感じられます。
独特なタッチの絵とそこから紡ぎ出される感動のストーリー。
どこかスチームパンクっぽい世界観とそこに暮らす人間の人間臭さが絶妙にマッチしていて、最後まで一気に読んでしまいたい作品です。
ラストシーンの感動は今でも忘れない程の出来で、思わず涙が溢れます。
有名な作品ですが、だからこそ手に取って欲しい名作でもあります。
もし、食わず嫌いで手に取っていない方がいればぜひ一度読んでみて下さい。
2021年6月21日現在、なんとネット上で全ページを無料公開しています!
クジラにあいたいときは
旅立つ仲間に贈りたい1冊。
この本の魅力は、何と言っても、読者を静かに勇気づけてくれる点にあります。
男の子がクジラに出会うまでの準備を描くストーリー。
求めているものを直接手に入れるのではなくて、準備を整えた結果与えられるということを教えてくれる本。
読み手にとって解釈には幅がある作品ではありますが、それこそがこの本の良さの一つ。
この絵本の舞台となる大海原のように、自由な世界が広がっていることを信じさせてくれます。
いつも大きなものに守られて私たちは生きているのです。
不思議の国のアリス
仕掛け絵本の到達点!
どのページにも素敵な飛び出す仕掛けがほどこされています。
特にトランプの束が飛び出すページは圧巻の一言、、、!
このページを見るだけでも購入の価値ありです。
この本をプレゼントとしてもらったら、喜ばない人はいないでしょう。
表紙も中身も美しくて、インテリアとしても素敵な絵本です。
小さなお子さんに触らせると仕掛けが壊されてアブナイので、その点だけは注意です!
しあわせのバケツ
自分の幸せは他人に分け与えることから始まる。
言葉にすると単純ですが、なかなか行動に移すのは難しい、、、。
この絵本は、明るいタッチのイラストとリズムの良い読み心地でさらっと読めてしまいます。
与える人が与えられる人になるということをここまで分かりやすく明るく伝えてくれる本はなかなかありません。
読んだ人を必ず元気で明るい気持ちにさせてくれる作品です。
誰かに幸せを配る人への一歩を踏み出す心を呼び起こしてくれる素敵な絵本です。
番外編:ギャシュリークラムのちびっこたち
マニアックな選定ではありますが、プレゼントを贈る相手によっては変化球も必要です。
そんな1冊がカリスマ絵本作家エドワード・ゴーリーの「ギャシュリークラムのちびっこたち」です。
名前の歌詞文字にAからZまでがついた26人の子供達が次々にひどい目にあっていくというストーリー。
関係性が薄い相手へのプレゼントとしては絶対にお勧めできませんが、もし相手が絵本好きな相手ならこの本は喜ばれるでしょう。
他にもゴーリーの描き出す作品群には、カルト的な人気を誇るものがたくさんあるので、そこから選んでみても良いですね。
普通のプレゼントに飽きてしまった人には、ぜひ選んで欲しい作品です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は、大人に送るプレゼントとして7冊を選んでみました。
贈り物に最適な一冊は見つかりましたか?
相手を幸せにすることが、あなた自身の幸せになることを願っています。
今後も皆さんのお役に立てる発信をしていきたいと思います。
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