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【おすすめ本】「今、ここ」に意識を集中する練習(ジャン・チョーズン・ベイツ 著)

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📅 読んだ日:2021年3月2日

今回紹介する本は「今、ここ」に意識を集中する練習(ジャン・チョーズン・ベイツ 著)です。


今ここに意識を向けるための一冊

「今、ここ」に意識を集中する練習』(ジャン・チョーズン・ベイツ 著)は、心を平穏に保つコツを学ぶための超実践的な指南書です。
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マインドフルネスという言葉が広まりつつある中で、私自身の入門書となったのがこの本でした。特に印象的なのは、日々の生活で実践できる方法が53種類も紹介されていること。どれも1週間単位で試せるシンプルなものばかりです。


🔰 実践のはじまり:「利き手ではない手を使う」

最初のレッスンが秀逸です。
それは「利き手でない方の手を使う」こと。歯磨き、髪をとかす、食事など、日常の動作をあえて不自由な手で行います。

取り組みのコツ

  • 利き手に絆創膏を貼る
  • 洗面所の鏡にメモを貼る といったアナログな工夫が、行動をサポートしてくれます。

💡 気づきと変化

このレッスンを通じて私たちは、

  • 他人の「不器用さ」に共感する心
  • 習慣の強力さ
  • 意識を向けることで変化が起きること

これらに気づき始めます。

📌 「初心に戻ること」が、人生の可能性を拓く鍵になる。


📚 この本がすごい理由(構造面から)

本書の魅力は、各レッスンに共通して以下の要素が盛り込まれている点です。

  1. レッスンの内容
  2. 取り組むコツ
  3. 気づきやすい変化
  4. 深い教訓
  5. 「自分を変える言葉」

どれも超具体的で、生活の中で実行しやすく、かつ続けやすい工夫がされています。


🧘‍♀️ 実践1年の効果と思考の変化

この記事を書いている今、私はこの本と付き合って1年。毎日20分の瞑想と組み合わせることで、次のような変化を感じています。

  • 焦ることが減った
  • 思考に「間」が生まれた
  • 高揚感すら客観視できるようになった
  • 集中していない状態にも気づけるようになった

これは単なるスキル習得というより、思考スタイルのアップデートです。


🧠 レッスンの真の価値とは

この本が素晴らしいのは、表面的なノウハウ以上に、「習慣」「集中」「自己観察」などの深層にアクセスしてくれる点です。

しかも、先人の知恵を借りながら、修行者のマインドをインスタントに体験させてくれる。その意味でこの本は、現代のライフハック本ではなく、心の指南書だと感じています。


🔄 読者にとっての活用法

  • 一通りやってみて自分なりの気づきを記録する
  • 本に書かれた気づきと比べてみる
  • 自分との対話を深める

つまりこれは「使い倒す本」です。日常に寄り添い、何度も読み返したくなるような1冊です。


🎯 おすすめしたい人

  • 思考習慣を整えたい人
  • 瞑想を生活に取り入れたい人
  • 「自分自身」を深く理解したい人
  • 心を強く・柔らかくしたい人

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☁ おわりに

マインドフルネスは、何も難しいことではなく、「自分自身に気づく」こと。
この本は、そんな“気づき”への一歩を、誰でも踏み出せるよう優しく導いてくれます。

-メンタルコントロール, 思考力アップ