運動が健康に良いことなど分かりきっている。そんな言葉は聞き飽きた、と過去の私は思っていた。習慣化するのが難しいのだ。ちょっと始めてはすぐ挫折し、またダメだったな、と自己否定。始めた時のワクワクが持続しないのだ。しかし、この本に出会って、そんな自己否定ループから抜け出すきっかけをもらえた。 本書の主張はただ一つ「運動しろ!ただし科学的に!」これだけだ。しかし、これをさせるための動機付けやデータの示し方が凄まじい。これまで世に出た運動の勧め系の本当は一線を画す内容。 何より理屈人間の私には、この本が科学的な知 ...