対人関係の悩みを解決したい、、、
友達が少ないってダメなこと?
そもそも悩みって何故生まれるの?
悩みが生じるのは、心の在り方が不安定だからです。
しかし、頭では分かっていてもすぐに解決できないのがもどかしいところですね。
本記事では、そんなモヤモヤを解決してくれる本を7冊紹介します。
悩みと向き合う方法を授けてくれるものから、そもそも悩みを生じさせない予防策を授けてくれるものまで様々に選んでみました。
これらの本のおかげで、私自身「悩む」ということが全くと言って良いほどなくなりました。
あなたの人生をより良くするきっかけになれば幸いです。
それでは早速紹介していきます!
嫌われる勇気
哲学者と青年の対話篇という形で紡がれるアドラー心理学の教え。
著者はアドラー心理学研究家・岸見一郎氏とライターの古賀文健氏。
この本から学んだこと
- 人は経験に与える意味によって自らを決定する。
- 自分が望む姿があり、それに相応しいと思われる過去の経験を意図的に選びとっている。
- 全ての悩みは対人関係によるものである。
- 「自己の課題」と「他者の課題」を分離せよ。
- 自由とは、他者から嫌われることである。
- 幸福とは、貢献感である。
アドラーの教えは、突き詰めていくと大変厳しい。
しかし、この本は読者に自己を見つめさせ、生きていく希望を与えてくれる。
世界はシンプルであり、人生もまたシンプルなのだということを実感させてくれる1冊。
友だち幻想
この本を読むと、友達が少ないことに悩まなくなる。
人は一人でも生きてはいけるが、どこかで必ず人との繋がりを求めがちになる。
自分以外は全て「他者」と考えてみることで、考えの違う他人を尊重できるようになる。
他者は「脅威の源泉」であると同時に「性の味わいの源泉」でもある。
「ルサンチマン(恨み・反感・嫉妬)」は、人の生にとって必要な負の感情であると述べられており、
自分自身を受け止めるきっかけにもなる。
他にも「ルール関係」と「フィーリング共有関係」を区別して考えることで対人関係を見つめ直すコツを授けてくれたり、信頼できる他者の存在が自分を救ってくれることを教えてくれたりする。
友達という概念を深掘りしたい方には特におすすめの1冊。
今、ここを生きる
瞑想について、これでもかと深掘りした本。
悩みそのものを打ち消す究極の1冊。
私たちの悩みは、脳の働きによって発生する。
だから、その発生源である脳を鍛えることで、悩みという概念と付き合うマインドが手に入る。
即効性はないが、長い人生においてこの本のもたらす利益は凄まじいものがある。
僧侶である著者が、瞑想によって得られるものを様々視点から伝えてくれる。
この本から学べること
- 瞑想を続けるとどんな境地に至るのか
- 継続した期間によって、どんな状態になるのか
- 心を整える具体的な方法やちょっとしたコツ
脳を鍛え、心を整えたい方・瞑想について深く学びたい方におすすめ!
1%の努力
この本を読むと違和感を楽しめる思考・目の前のことを楽しめるスキルが手に入る。
自身の思考のクセを分析するきっかけを与えてくれる本。
非常に読みやすく、内容がスッと頭に入ってくる。
この本から学べること
- モノを所有することのメリット・デメリット
- ヒマを作ることの大切さ
- ストレスとの向き合い方
- 自分のゴールの作り方
- 人生を楽しく生きる思考法
現場レベルのサブスキルを持つことで、自身のキャリアを高めていくことにも触れられている。
転職に興味のある方や仕事そのものについて考えを深めたい方にもおすすめの1冊。
鋼のメンタル
「鋼」という言葉が使われているが、内容は「しなやかなメンタル」の在り方に迫る本。
読んでいて励まされる言葉がたくさんあり、最後まで楽しく読める。
著者は「永遠の0」などで有名な百田尚樹氏。
とことん遠慮のない書き振りが、読んでいてとても心地よい。
特に面白かったのは、挫折との付き合い方・振られることを恐れるなという部分。
この本は、自分自身を丁寧に扱う生き方というものを言語化してくれている。
しなやかなメンタルの在り方・自分にとって大切なことを見つめ直したい方におすすめの1冊。
Think Civility
この本を読むと、礼節の重要性が改めて理解できる。
また、礼節を戦略的に用いることがいかに重要なのかも分かる。
誰もが無意識の偏見をもっているため、他者からのフィードバックが必要なのだ。
この本から学べること
- 礼節こそが仕事・人脈・出世につながる
- 素直かつ謙虚であることの大切さ
- 幸せを感じ取るメカニズム
- 礼節を高める最速・最善の方法
3mで微笑みかけ、1.5m以内で挨拶をするなど具体的な方法も紹介されている点も有益。
戦略的に礼節を用いることで、対人関係における悩みをそもそも発生させない状態を作ることができる。
対人関係の基礎を学び直して、ストレスを幸福感に転換するヒントをくれる1冊。
魔法のコンパス
この本を読んでから、自身にとっての嫌悪感・違和感に目が向くようになった。
なんとなく嫌だということをはっきりと言語化することで、その感覚と向き合うきっかけをくれた本。
多くの人が知らない思考の転換方法や、前提を疑うクセの付け方・そもそも論へのアプローチなど、有益な学びが非常に多い1冊。
敢えて居心地の悪い場所に立つことで、自分を知るヒントを見つけ出すことができるため、今いる場所の価値を考え直すことにもなった。
何事も価値を与えるのは、自分自身の判断なのだということを教えてくれた本でもある。
読み返すたびに様々な気づきがある良著。
この本から学んだこと
- 向かい風も追い風
- マイナスのデザインは、人の関心を惹く
- 「子供の理解力」<「大人の理解力」という幻想
- 自分にとって居心地の悪い場所にこそ、壮大な問いが落ちている
まとめ
メンタルを強くするには、まず現在の状態を知ることが大切です。
次に、自分にとって有効な方法を知り、それを実践することで、外部に依存しないしなやかなメンタルを獲得することができます。
今回紹介した7冊は、自分自身との付き合い方を深掘りするきっかけとなるはずです。
悩みを生み出しているのも、物事の価値を判断しているのも自分自身。
そこに気づくきっかけを与えてくれるこれらの本をぜひ手に取ってみて下さい。
本記事で紹介した本が、あなたの人生のお役に立てば、これほど嬉しいことはありません。
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