こんにちは、よだかです。
「情報が多すぎて、何を信じていいのか分からない」
「誰かの意見にすぐ影響されてしまう」
「“自分の考え”って、そもそもどこにあるの?」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
現代のように変化が激しく、価値観が多様化する時代では、「ぶれない思考の軸」を持つことがこれまで以上に重要になっています。
けれど、それってすごく難しい。
私自身、「誰かの“正解”を借りて楽をしたい」と思っていた時期がありました。でもその態度が、結局は自分の人生にちゃんと向き合えていない証拠なんじゃないか――そんな風にも感じていたんです。
そんな時に出会ったのが、山口周さんの『思考のコンパス』。
これは、“考えること”に真剣に向き合いたい全ての人に届けたい一冊です。
📘 本書はこちらからチェックできます
👉 Amazonで『思考のコンパス』を見てみる(電子書籍あり・レビュー高評価)
この本・この記事をおすすめしたい方
- 他人の意見に振り回されやすいと感じる人
- 問題の“見つけ方”を知りたい人
- 「すぐに答えを出すクセ」を見直したい人
本書のスタイルと内容:対談形式で読みやすく、深く入れる
本書は、山口周さんと7人の識者との対談で構成されています。
それぞれの考え方が交差し、比較されることで、思考の多様性が自然と浮かび上がってくるんです。
読み方のヒント:
- 自分が共感できる視点に注目して深堀りしてみる
- 他の登場人物とどう違うかを比べてみる
- 気になるテーマが出てきたら、関連書籍を読む入口にしてみる
私自身、この本をきっかけに養老孟司さんの著書を10冊一気読みしてしまいました。
『思考のコンパス』の3つの魅力
① 教養を深める「入口」になる
山口周さんは、教養とは「複雑で曖昧な状況の中で“自分らしい判断”ができること」と語ります。
まさに、正解のない時代に必要な力。
本書を通じて、自分自身の判断軸に少しずつ芯が通っていく感覚を得られるはずです。
② 思考の“方向性”が得られる
「どう考えていいか分からない」
「何から手をつければいいのか迷う」
そんな時、本書では8通りの思考の方向性を提案してくれます。
最初は“真似”でOK。
少しずつ自分の言葉で語れるようになる過程が、思考の軸を育てることにつながっていきます。
③ 社会を見る“メガネ”が増える
本書のもうひとつの価値は、「社会の見方が変わる」という点です。
異なる分野のプロフェッショナルがそれぞれの視点で語ることで、**多角的な“観察眼”**が得られるのです。
価値観や判断がぶれがちなとき、視点の引き出しを持っておくことは大きな武器になります。
よだかのつぶやき
この本を読み終えたとき、ふと自分の中に「まだ言語化されていなかった思考の芯」が浮かび上がってきました。
それは、明確な答えではないけれど、「この方向で考えていけばいい」という安心感でもありました。
あなたにもきっと、そういう感覚が訪れるはずです。
まとめ:思考は、鍛えられる
- 教養とは、複雑な状況でも自分らしく判断する力
- ぶれない判断軸は、一朝一夕では育たない
- けれど、「どう考えたらいいか」を教えてくれる本はある
山口周さんの『思考のコンパス』は、そんな思考の旅を始めるのにぴったりの一冊です。
📖 読んだあとは、こんな記事もおすすめです!
📘 書籍の詳細・レビューはこちら
考える力を、人生の武器に。
ぜひ一度、手に取ってみてください。