こんにちは、よだかです。
突然ですが、こんなこと、ありませんか?
- 誰かの言葉にイラッとしてしまう
- 他人の行動にモヤモヤが止まらない
- その後、自分に自己嫌悪してしまう…
私も、かつてはよくありました。
しかも、「イラッとしてしまう自分」が嫌で、さらに落ち込んでしまうという悪循環。
「どうしてそんなこと言われなきゃいけないの?」
「なんで自分はこんなに相手に振り回されるの?」
「もっと大人になりたいのに…」
こういう気持ちって、本当にしんどいですよね。
でも、私はある考え方に出会ってから、心のザワザワがかなり減りました。
今回は、その気づきと方法をシェアします。
この記事はこんな人におすすめです
- 他人の言動にイライラ・モヤモヤしがち
- 感情のコントロールに悩んでいる
- もっと穏やかに毎日を過ごしたい
人は「自分の見たい世界」を見ている
まず押さえておきたいのがこの前提。
人はそれぞれ「自分のフィルター」を通して世界を見ている
たとえば、同じ「雨の日」でも…
- 「濡れるから最悪」と思う人
- 「お気に入りの傘が使える!」とワクワクする人
感じ方は人それぞれですよね。
私が一番驚いたのは、
「ラーメンが大嫌いな人もいる」と知ったときでした。
(今でもちょっと信じられないですが…笑)
つまり、万人にとっての“正解”なんて存在しないんです。
他人は「自分の経験」からしか話せない
人は、自分の見てきたもの・感じてきたことからしか言葉を発することができません。
これ、意外と見落としがちです。
どんなに冷たく聞こえる言葉も、
どこかでその人なりの“正当な背景”があるんですよね。
だからこそ、自分と違う言動をされた時に、
「なんでそんなこと言うの!?」ではなく、
「ああ、この人にはそう見えてるんだな」
という“受け止める視点”が持てると、気持ちがラクになります。
「パラダイムの違い」がすべてのズレを生む
心理学や自己啓発でよく出てくる「パラダイム」という言葉。
これはつまり、
「その人が世界をどう見ているか」というレンズのようなもの
であり、人によって、そのレンズの色も厚みもまったく違うんです。
問題は、この違いに気づかないこと。
- 「わたしはこう思うんだから、相手もそう思ってるはず」
- 「常識で考えたらわかるよね?」
こうした思い込みが、すれ違いや苛立ちを生む原因になります。
解決策:自分と違う世界観の人に“会いに行く”
自分のパラダイムに気づくためには、
「自分とは違う価値観を持つ人」と出会うことが一番効果的です。
リアルな出会いが難しければ、読書もおすすめです。
私は、気に入った著者の本を何度も読み込み、
その人の「世界の見え方」をなぞるようにしています。
最初はしっくりこなくても、繰り返すうちに
「あ、こういう考え方もアリかも」と
少しずつ視点が増えていく感覚が持てます。
まとめ:変わるべきは「相手」ではなく「自分の見方」
最後まで読んでくださってありがとうございます。
- 他人の言動でザワザワしてしまう
- 感情的になって自己嫌悪してしまう
そんな時こそ思い出したいのが、
人はそれぞれ“違う世界”を生きている
という当たり前だけど、つい忘れてしまう前提です。
私はこの考え方をきちんと理解するまでに、3年以上かかりました。
でも今では、「違っていい」と思えるようになり、
イライラすることもほとんどなくなりました。
他人を変えようとするのではなく、自分の“視点”を整える
このシンプルな選択が、あなたの毎日をきっと穏やかにしてくれるはずです。
参考になった本(合わせて読みたい)
- 『LISTEN ──知性豊かで創造力がある人になれる聞く力』 ケイト・マーフィ
- 『無(最高の状態)』 鈴木祐
- 『「他人」の壁』 養老孟司 × 名越康文