こんにちは、よだかです。
あなたは友達と呼べる人はいますか？
はい、と即答できる人はきっと人間関係を結ぶのが上手くて、毎日の幸福度も高い人！
実は、人間が死ぬ時に後悔することのTOP5の中に「友達と付き合い続ければ良かった」というものがあります。
良質な人間関係は、人生の充実度に間違いなく貢献しています。
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子供の頃から適切な友達関係を結ぶ力をつけておく事は、人生の幸福度に深く関わってくるのです。
今回は、小学生のお子さんがいる方にはぜひお勧めしたい7冊を紹介します。
もちろん大人が読んでも心に響く物語ばかり！
それでは早速紹介していきましょう！
へなちょこ ええところ
へなちょこでは、運動神経抜群なのに縄跳びだけがが苦手なともちゃんとそれを支えるあいちゃんのストーリー。
なかなか素直になれないともちゃんですが、あいちゃんのある提案がともちゃんの心をほぐしていきます。
ええところでは、自分の良さをなかなか見つけられず自分に自信がないあいちゃんとそこに優しく救いの言葉をかけるともちゃんのストーリー。
せっかく見つけた自分の長所が失われそうになって落ち込むあいちゃんにかけられたともちゃんの言葉は本当にあたたかい！
無心で相手に寄り添う二人のあり方が友達の大切さを教えてくれます。
誰もが、こんな友達がいたらいいなと思える作品です。
著者は元小学校教師。子供の心の声を見事に描き切っています。
ともだちや
お金を払った相手に友達として過ごす商売をしているきつねが主人公。
様々な動物達とそんな商売を通して関わってきた彼ですが、ある日、おおかみに声をかけられます。
いつも通り友達屋としての仕事をするきつねでしたが、おおかみとの関わりはいつも通りにはいかず、、、。
本当の友達とはどういう関係であるべきなのか。単純なようで深く考えさせてくれる絵本。
可愛らしくあたたかみのあるイラストもお勧めポイントです！
やっぱりおおかみ
おおかみはひとりぼっちや孤独のモチーフですね。
この作品の主人公のおおかみもその例に漏れず、孤独に過ごしています。
立ち寄った街ではいつもことごとく全ての動物達に逃げられてしまいます。
そんな時に彼が発するのは決まって「け」の一言。
決して悲観的になるわけではなく、物語のラストまで彼は一人でいることを拒みません。
おおかみが一人で生きていく強さや佇まいの凛々しさなどは、自我が芽生えてきた小学校中〜高学年の子供の心に深く刺さるでしょう。
今の自分を大切にして生きていくことをこの本は教えてくれます。
ウェズレーの国
夏休みの自由研究で、自分の国を作ることにした少年ウェズレー。
彼の行う壮大な自由研究から、大きなワクワク感が伝わってきます。
ウェズレー自身の発想力も素晴らしいのですが、何より魅力的なのは彼の一貫した生き様です。
自分の生き方の軸を大切にして、なんだって自分でこなそうとする前向きさ。
そして、その過程を全力で楽しみながら周りの人達を巻き込んでいく行動力。
友達や仲間はその過程で自然に獲得していくもの。
自分の人生を自分で掴み取っていくウェズレーの姿に勇気をもらえる作品です。
ぼくはなきました
くすのきしげのりさんの絵本は、子供への愛が溢れていてどれも素敵な作品ばかりですが、中でも特にお勧めしたいのがこの絵本！
参観日に自分のいいところを発表することになった僕ですが、思いつくのは友達のことばかり。
自分に良いところなんてないんだと自信を失っていた僕に、声をかけてくれた先生の言葉が心に沁みます。
自分のいいところは、自分からはなかなか見えないもの。
周りに人がいるおかげで、自分のいいところが分かる。
いいところを見つけられる人が、いいところにあふれる人になるのだと信じさせてくれる素敵な作品です。
ともだち
ともだちってなんですか？
こんな問いに様々な角度から答えくれる絵本です。
友達についてこれほどまでに具体的で分かりやすく教えてくれる本にはこれまで出会ったことがありません。
谷川俊太郎さんの言葉選びの秀逸さは、何度も読み返したくなる魔法です。
誰もが一人で生きていくことは難しい。
人と一緒に生きていくからこそ、人らしくあることができるのです。
大人から子供まで幅広く味わうことのできる素敵な一冊です！
わたしとあそんで
世界傑作絵本シリーズの1冊。
原っぱに遊びにきた少女と動物達との関わりを描くストーリー。
少女は、まずバッタと遊ぼうとしますがあっさり逃げられてしまいます。
他の動物を見かける度に遊ぼうと近づきますが、やっぱり逃げられてしまいます。
そんなやりとりが続いた後、池のほとりの岩の上でじっと腰掛けて待っていると、さっきまで逃げていた動物達がだんだんとそばに寄ってきて、、、。
追いかけると逃げるけど、じっとしてると寄ってくる。
動物だけに限らず、人間関係においても程よい距離感を大切にしたいと思える本です。
クリーム色を基調とした柔らかいタッチと後ろで微笑むお日様も素敵な1冊です。
殿堂入り：ふたりはともだち
友達という言葉を超えて「親友」という表現がぴったりながまくんとカエルくんのシリーズ。
性格も好みも全然違うのにいつも一緒に過ごす二人。
違うからこそ、二人の関係は唯一無二のかけがえのない宝物なのです。
心が繋がっている関係をこれほどまでに描き切った作品は、もう今後現れないのではないかと思えるほどの名作！
色々な方がお勧めしていますが、やはり良いものは良いのです！
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
気になる作品は見つかりましたか？
友達関係は人間関係の基本です。
多くなくても良いから、心から大切に思える友達を作ることが大切です。
お互いがたった一人のかけがえのない存在であることの素晴らしさを味わうきっかけになる1冊が見つかったのなら、これほど嬉しいことはありません。
これからも皆さんのお役に立てる紹介ができたらと思います。
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