ライフハック

【折れない心】強いメンタルの正体【しなやかさを作る】

Pocket

「折れない心が欲しい」「毎日心健やかに過ごしたい」

強いメンタルさえあれば、日々の暮らしがずっと楽になるのに・・・

読者であるあなたも強いメンタルを形成する方法に興味を持ったことがあるのはないだろうか?

メンタルが強いということをそもそもどのように定義するかということが大切である。

私はメンタルが強いということはすなわちしなやかな心を持っていると言うことだと考える。

しなやかであるとはどんなことが起こっても、決して壊れることがない状態だ。

頑強なものは衝撃に弱い。

戦いに勝つことがそのまま強いという意味ではない。

本当に強いものは戦わない。

孫子の兵法においても、「戦略を重視し、戦いを避けることの重要性」が説かれている。

多くの成功者たちが孫子の言葉を取り上げているのにも納得だ。

本記事では、しなやかな強いメンタルを作るコツをお伝えする。参考になれば幸いだ。

本記事を読むとわかること

  • 強い心とは何か
  • しなやかなメンタルの作り方
  • 強い心を維持していく方法

強い心とは何か

強い心と聞いてまず何を思い浮かべるだろうか。

どんな誹謗中傷にも負けない圧倒的な強さだろうか。

どのような主張にも決して自分の信念を曲げることなく立ち向かうまっすぐさのようなものだろうか。心のあり方を決めるのはほかならぬ自分自身でしかない。

自分の心をジャッジしているのはいつだって自分なのだ。

すなわち自分の心の有り様を、自分で捉え自分で受け止めることが最も大切なことなのである。

強いという状態を自分なりに定義してその状態を維持できるようになることが求められる。

自分の見ている世界は自分にしか見えていないのだ。

誰が定めた基準に頼っているようでは自分自身を定義したことにはならない。

自分のことは自分で決める。

そのためにも多くの知識に触れ自分の感性を磨いていくことが必要になる。

今の時代インターネット・本SNSなどで多くの情報に触れることができる。

それらの情報の中から本当に必要なものを取り出し、自分のものにしていくことができると良い。

多くの知見を取り入れることによって、様々な考え方を受け入れることができるようになる。

知らないと言う状態は不安や恐怖を生む。

逆に知っていると言う状態は、不安や恐怖を大幅に和らげてくれる。

誰しもはじめの1歩は怖い。

1歩踏み出した先に開けている世界が自分にとって大きな成長与えるということを実感し続けることが心の健康を保つ手段の1つである。

常に知らない世界に触れ続けよう。

どんな些細な事でも良い。

毎日1つ何か新しいことに挑戦してみよう。

今回のこの記事も、1日1日しか更新できないと言う私自身の捉え方を取り払うために行っていることの1つだ。

昨日までは手を動かしてキーボードで打って原稿を作っていたのだが、しゃべることが得意な自分ならば音声入力のほうが圧倒的に効率が良いのではないかと言うことを考え、本記事の作成に踏み切った次第だ。

もっとも、喋っている内容がそのまま読みやすい原稿になるとは思っていない。

このしゃべるという行為自体が、私自身の思考とアウトプットを加速させてくれるものだと思ってのことだ。

新しい挑戦と言うものは、どんな結果を得ようとも、自分に小さな自信を与えてくれる。

その小さな自身が行動につながり、また新たな小さな自信が生まれる。

この循環を作り出せると、毎日自信に満ち溢れた生活を送ることができるようになる。

どんなことに挑戦しようか、どんな成長が待っているのか、日々の自分の挑戦が心の底から楽しくなる。

つまりしなやかなメンタルを作ると言う事は、目標に向かい続ける営みなのだ。

毎日小さな目標を更新し続けることで、自分自身の成長実感を続けると言う成長ループに入ることができる。

自分が集中していることがあると言う時間は、他人の心ない一言や、ネガティブな情報に心を占められる事はなくなる。

やるべきことがはっきりしていると、悩みは消え去る。

悩みと言うものは、心の隙間に入り込んでくるものだ。

つまり心に余計な隙間を作らなければ、悩みが生じることもない。

ここで言う隙間を作らないと言うのは、無駄なことを考える隙を作らないという意味である。

心の余白を作ることが、生産的なひらめきや思いもよらないのアイディアを生み出すことにつながるという事は別の記事で述べている参考にしてほしい。

余白が生み出す 人生の潤い 


しなやかな心を保つために大切なことがもう一つある。

それは環境に感謝をすると言うことだ。日々自分を取り巻く環境に感謝して生活することがしなやかなメンタルを作ることにつながる。

例えば日々の食事。

誰かが用意してくれているからこそ自分のもとに届く。

1口1口に宿る食材の命。食べるものに思いを馳せることで、食事自体に集中できる。

また命を丁寧に扱うと言う意識も高まる。

自分の周りにいる人たちにも感謝を伝えよう。

例えば、同じ職場で過ごすチームのメンバー。

彼らにはそれぞれの人生がある。

仕事といえど自分自身と力を合わせて人生の時間を使って共に歩んでくれているのだ。

一緒に過ごせる事は当たり前ではない。

出会いに感謝して過ごすことが、相手を大事にすることに深く結びつく。

極端かもしれないが、この人に会うのは今日で最後だ最後かもしれないと思うことで、より一層相手のことを大事に思うことができる。

また、逆説的ではあるが、相手のことを大事にする行動することで、相手を思いやる心が育つのだ。

別れ際に今日のお礼を伝えたり、日々共に過ごす中で気づいた相手の素敵な部分などを伝えてみる。

お礼を伝えられたり良いところを伝えられたりして悪い気になる人はほとんどいない。

こういった相手の心に届くような思いやりを心がけることで、前向きなことや幸せなことに目が向くようになる。

物事の捉え方は自分の心1つなのだ。

多くの人が行っており、そんなこと言われなくてもわかってると感じる人が多いのは承知の上だが、このあたりまえのことを行動レベルまで落とし込めている人は実はほとんどいないのだ。

日々に感謝していれば、不平や不満などはほとんど出てこない。

相手のことを心から考え感謝して過ごすことが自身のメンタルを健やかに保つ秘訣である。

強い心を維持する方法

では、どうやったらそのような思考を作ることができるのか。

人の感情を司る前頭葉を鍛えていくことが解決策の1つである。

今日から 瞑想 したくなる!〜瞑想を1年続けた 私の振り返り〜

感情とは、飛んできた鳥のようなもの」と言うのは有名な言葉の1つである。

どんな感情も時とともに薄れていく。

永久に続くということはない。

この言葉を理解し、思考の片隅に留めておくことができれば、感情との付き合うことは随分と楽になる。

しかし、これを常に思考の片隅に置いておく事は実は結構難しい。

この言葉を聞いただけですぐさま実践できるのならば、この記事を読むのはもうやめていい。

大切な言葉・大切だと思った言葉を覚えておいていつでも思い出せるというのはかなり難しいことだと言うのは共感してもらえるだろう。

しかし、思い出しやすい状態にするということができる。

単純ではあるが、毎日口に出して唱えると言うことが大変有効だ。

また、ことあるごとに思い出すきっかけを作っておくということも有効である。

例えば、毎日通る玄関のドアに思い出したい言葉を付箋に書いて貼っておく。

自動車を運転する人であれば、ハンドルの側に付箋を貼っておき、運転前に必ず目に触れるようにする。

もちろん運転前には付箋を外しておこう。

いつも目に入る場所に置くことで、脳は必要なものだと認識してくれる。

ただし、ここで注意して欲しいのは、目に入ると言うことに慣れさせてはいけないということだ。

目に入ったら必ず口に出して覚えようとすることが大切だ。

口に出した事は忘れにくくなる。

あなたはあなたの使う言葉でできている。

理想の状態を想い描き続けることが、目標とする自分に近づいていくただ1つの道だ。

これは非常に地味ですぐに効果が実感できるものではない。

思考習慣を変えるには、少なく見積もってもおよそ半年ほどかかると言うデータもあるほどだ。

しかし、毎日コツコツ続けていれば思考習慣は必ず書き変わる。

習慣づくりのことについては、別の記事にまとめたので参考にしてほしい。

もう失敗しない 習慣化の極意!


精神力には、誰しも限界がある。

多くの刺激にさらされると心が疲弊する。

無意識のうちに、脳はエネルギーを消費するためだ。

私たちは、毎日いろいろなことを考えながら日々活動している。

膨大なエネルギーを消費する脳を適切に休ませてあげることも大切だ。

脳の休息とは睡眠である。

睡眠の質を上げることで脳を休ませることができる。

これもまた当たり前の聞こえるかもしれないが、睡眠の質を上げる事は自身の人生に大きな良い影響をもたらす。

  • 眠りに適した寝具を整える。
  • 十分な睡眠時間を確保する。
  • 睡眠導入にふさわしい生活習慣を心がける。

睡眠については、「スタンフォード式最高の睡眠」と言う本に詳しくまとめられているので参考にしてみて欲しい。

私自身は、睡眠の質を上げるためにマットレスの購入を試してみた。

半年以上快適な睡眠を得られている。

読者の皆さんも、ぜひ睡眠の質を上げることに投資をしてみて欲しい。

まとめ

強い心を作るには、以下の4つに取り組もう。

1、様々な考え方に触れること

2、1日ひとつ新しいことに挑戦する

3、環境に感謝し、それを伝える

4、睡眠による十分な休息を取る

どれも当たり前のことのように思えて、実践している人はとても少ないことばかりだ。

それは当たり前に思われていることを続けるのが難しい証拠である。

私自身も、この記事を書きながら自身の当たり前を深く見つめ直していく必要があるなと感じる。

この記事を読んだあなたが、しなやかで強い心を手に入れ、より良い人生を送ることを願っている。

-ライフハック