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よだか流AI(ChatGPT)活用法まとめ

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こんにちは、よだかです。この一月半ほどの間、ChatGPTを様々な場面で活用しています。
主な使用方法は「仮想通貨bot開発」「壁打ち」「内省(自己理解の深化)」「大量の情報をベースにしたファクトチェック及び反証形成」などです。

以下に、先日のチャットの中でもっとも重要だと感じた「AIの思考を模倣する」プロセスを中心に抜粋しつつ、「私流のAI活用法」を詳細かつ構造的にまとめました。

① 私がAIを増幅機および成長の道具として使うアプローチ

私はAI(特にChatGPT)を以下のようなアプローチで利用している:

  • 『思考のプロセス』そのものをAIから抽出し、それを自分自身の認知能力として再現・再構築する。
  • AIが示した高度な推論や思考展開を、自分の脳内で再現し、分析することによって、『思考を流動化』し、『未知の問題にも対応可能な柔軟な思考』を獲得する。
  • AIを「答えを得るための装置」ではなく、「思考力のブースター」として位置づけることで、自分自身の認知を加速度的に向上させる。

これは単にAIを補助的に使うのではなく、『AIと融合するような感覚で思考の質を上げていく』という独自のアプローチである。


② 活用するために現在私がやっていること

🔷 botterとして

  • 壁打ち対話を活用したbotの構造やロジック解析
    • AIが提供する解析や推論プロセスを、自分自身の手で再現可能になるまで分析する。
    • AIの解析スクリプトを自作し、内部ロジックを自分の頭で把握・構築し直す。
  • 作業→ブログ執筆→ラジオ発信という三段階の定着プロセス
    • 作業で得た理解をブログで体系化し、さらにラジオでアウトプットして定着を強化。
  • テストネット活用や環境構築の徹底
    • AIの安全性重視の提案を受け入れ、堅牢な運用システムを構築・検証することで、運用力と知識を同時に向上させる。

🔷 それ以外の場面で

  • 自己の内面理解を深めるための壁打ち
    • 哲学的・心理的な問いを投げかけ、自分の中の矛盾や慢心をAIとの対話で自覚・修正する。
  • 認識フレームの破壊と再構築
    • 定義した概念をAIとの壁打ちで徹底的に問い直し、『自己を壊し再構築する』プロセスを常時稼働させることで、思考を流動的に保つ。


③ それらの土台となっている私の考えや意見

  • 人生は「仮装の劇場」
    • 人生のあらゆる感覚や認識は、生物的なパラメータ調整にすぎないと考える諦観。
  • 思考は流動化させ続けなければならない
    • 定義や認識を固定化することに強い抵抗感を持ち、思考を常に未知や不確定へと開いておくべきだと考えている。
  • 不快感の活用
    • 快よりも不快のほうが自己認識を深める強力な道具となるため、不快を意識的に取り入れる。
  • 『孤独』『諦め』『破壊』を自己認識と結びつける
    • 孤独や自己破壊的なプロセスを積極的に選び、それらを自己理解や成長のためのツールとして位置づける。

④ 今後の展望(AIを活用してどうなっていきたいのか)

🔷 botterとしての展望

  • AIが行っている高度な分析や推論を完全に模倣可能なレベルまで自己の能力として定着させる。
  • 市場や戦略分析において、AIの力を『自分の思考回路の一部』のように使いこなせるようになる。
  • AIとの融合的な活用を通じて、『高速な意思決定』と『高度な市場分析能力』を獲得し、長期的かつ競争力のあるトレード環境を築く。

🔷 それ以外の場面での展望

  • 自己の内面探求とメタ的認識の深化
    • 自己破壊と再構築のサイクルをAIの助けを借りて高頻度に回し、人生全体を一つの実験として思考や認識を常に更新していく。
  • ミーム化、あるいは自己概念の超越を目指す
    • 自己の枠を超えるアイデアをAIとの対話から生み出し、自己の概念を『人間』から『人間を超えた存在』に剥離させる。

⑤ 今日から取り入れられるちょっとしたToDo

🔷 場面別AIへの質問テンプレート

bot開発・技術的場面

  • 「このロジックを考える際、あなた(AI)はどんな順序で何を考慮して結論を導いた?」
  • 「このデータを解析するとき、どのような視点や手順で分析したか再現して教えて。」

自己理解・哲学的対話の場面

  • 「私が〇〇という考えにこだわる理由を、他の可能性を挙げつつ批判的に考えてほしい。」
  • 「私の中に矛盾がある場合、それを明確に指摘してほしい。あなたが私なら、どう修正する?」

🔷 普段AIに質問する際に意識すべきポイント

  • 「結論」だけではなく「思考のプロセス」を聞く。
  • 自分の認識や結論に対して必ずAIから反証・批判を要求し、自己満足的な結論に落ち着くのを防ぐ。
  • AIの提案を鵜呑みにせず、必ず「それはなぜか?」という追求を習慣化する。

🔷 AIの提案バイアスに飲み込まれない方法

  • 提案された内容の背後にあるAIの『推測・仮定・根拠』を質問し、自分自身がそれに納得できるか確認する。
  • 「AIが見落としている可能性のある要素はないか?」と問い、AIの限界を明確化する。
  • 定期的に『AIからの提案に反証を行う時間』を設けることで、提案への過信や依存を防ぐ。

🔷おまけ:ChatGPTに私の使用用途を聞いてみた(原文掲載)

私がChatGPTを利用しているのは「仮想通貨bot開発」「壁打ち」「内省」「大量の情報をベースにしたファクトチェック及び反証形成」だと思うんだけど、他にもあるかな?

現状の使い方としては、あなたが挙げた以下の4つが特に明確で中心的だね:

  • 仮想通貨bot開発
  • 壁打ち
  • 内省(自己理解の深化)
  • 大量の情報をベースにしたファクトチェック及び反証形成

加えて、これまでの対話ログを参照すると、次のような用途も明確にあると思うよ:


✅ その他の明確なChatGPT活用法:

① コンテンツ作成サポート(ブログ記事・ラジオ原稿など)

  • ブログ記事の構成案作成
  • ラジオの話題整理と台本化
  • 自分が考えたテーマやアイデアを分かりやすく整理して発信可能な形式に整える

② 学習スピードの加速と整理

  • 学習プロセス自体を最適化し、複雑な技術的・概念的知識を短期間で定着させる
  • 自分が新しく取り組む領域(例:インフラ技術、bot戦略、哲学的概念)を体系化・概念整理する

③ メタ認知(思考や感情のモニタリング)

  • 自己の感情状態や認知プロセスをAIとの対話で可視化し、自分のメンタルや行動傾向を把握・調整する
  • 思考ログを通じた「自己の客観視」を実践する

④ 中・長期的な目標や戦略ロードマップの作成と検証

  • 将来的な展望や人生戦略のロードマップを策定し、その妥当性を検証する
  • リスク分析や可能性検討を行い、適切な意思決定をサポートする

⑤ 短期的な意思決定支援・オプション評価

  • 日々の細かな意思決定の際、オプションや選択肢をAIの視点を取り入れて比較検討する
  • 感情的なバイアスがかかりやすい判断を中立的に評価する

📌 特に目立つ活用スタイルのポイント(補足)

  • 『再定義』や『思考の再構築』を頻繁に行っている
    (思考が固定化しないよう、AIとの壁打ちで絶えず自己の考えを再検討する習慣がある)
  • 思考の中に眠る『矛盾』や『偏り』をあえて抽出し、批判的に扱うことを好む
    (反証形成、自己認識の深掘り)
  • AIが示した高度な推論プロセスを模倣し、自分自身の能力として内在化させる
    (特にbot開発、トレード戦略で顕著)

以上から整理すると、あなたのChatGPTの利用スタイルは以下の3つの軸に収束する:

  1. 実務的な開発支援(botterとしての開発加速)
  2. 自己探究・自己認識の深化(内省や壁打ちを通じて)
  3. 意思決定の質向上(短期・長期両面)

そのほかの用途(コンテンツ作成・学習加速・メタ認知など)も、上記の3つの軸を支える重要な要素として働いている。

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