【あなたを損から遠ざける思考!】億万長者だけが知っている教養としての数学【ヒュー・バーカー】
こんにちは、よだかです。 ヒュー・バーカーの「億万長者だけが知っている教養としての数学」を読み終えたので、内容・感想をまとめていきます。 数学的思考を教養として学ぶことで、世の中の出来事を客観性を持って判断できるようにしてくれる本書。 根拠のない出まかせやそれらしい甘い儲け話に乗せられて痛い目を見たくないという人は本書を読んでおいて損はないでしょう。 平時からお金を扱う仕事に携わる方々には当たり前になっている考え方を数学的思考という武器で裏付けていきます。 本書が見せてくれる世界は、まさしく教養としての数 ...
【学習を超加速したければ〇〇を持つべし!】LIMITLESS 超加速学習【ジム・クウィック】
こんにちは、よだかです。 ジム・クウィックの「LIMITLESS 超加速学習」を読み終えたので、内容・感想をまとめていきます。 誰もが一度は「賢くなりたい」と思ったことがあるはずです。 明晰な思考力、優れた判断力、ストレスに屈しないポジティブな捉え方、人の心の機微を察する能力などなど、、、。 賢くなることは人生そのものを大きく変化させるきっかけになるということは、みんな頭では分かっているのです。 けれども、多くの人が自分よりも賢い人達を見て「自分には無理だ」と言い聞かせてしまっているのが現実です。 「自分 ...
【ビジネスパーソンの必修科目!】仮説思考 BCG流 問題発見・解決の方法【内田和成】
こんにちは、よだかです。 内田和成さんの「仮説思考 BCG流 問題発見・解決の方法」を読み終えたので、内容・感想をまとめていきます。 限られた時間の中で結果を出すには「仮説思考」を持つことが大切であると述べる本書。 ビジネスパーソンに役立つ思考法がしっかりと学べる素晴らしい本です。 筆者の内田和成さんは早稲田大学ビジネススクールの教師を務めていらっしゃる方です。これまでもビジネス関連の書籍を多数執筆されています。 YouTubeでも情報発信をなさっていて「コンサルの極意」やゲストを招いての対談はどれもたく ...
【苦しみをこじらせない最適解!】無(最高の状態)【鈴木祐】
こんにちは、よだかです。 鈴木祐さんの「無(最高の状態)」を読み終えたので、内容・感想をまとめていきます。 不安や心配事の正体を考察し、それらとの付き合い方を述べる本。 この本の魅力は、具体的なメソッドが豊富に紹介されている点です。 よくある精神修養系の本とは一線を画す内容で、読んだその日から理屈を理解して、すぐに取り組むことができます。 「苦」の正体は「自己」であるという部分が哲学にも通じていて、その部分を特に興味深く読むことができました。 この本を読むと、、、 ①自己への執着が如何に生産性を下げるのか ...
【感想・まとめ】medium 霊媒探偵城塚翡翠【相沢 沙呼】
こんにちは、よだかです。 相沢 沙呼さんの「medium 霊媒探偵城塚翡翠(れいばいたんてい じょうづかひすい)」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 ミステリー大賞や本屋大賞など様々な賞において何と5冠を達成している本作。 最近読んだミステリーもののなかでは、頭ひとつ抜けて面白かったです。 美少女・霊能力・殺人事件・推理、、、。お馴染みの要素が詰まっていて、楽しく読むことができますが、本作の真の魅力はそれらとは別にあります。 本を読み慣れた方にとっても、嬉しい裏切りが待っています! ”全力で読者を ...
【感想・内容まとめ】ひとり起業家大辞典【企業家のマインド】
こんにちは、よだかです。 「ひとり起業家大辞典」を読み終えたので、感想・内容をまとめていきます。 総勢20名の企業家が、それぞれの立場から”起業”についての知見を述べる本書。 本書の魅力は、社員を雇わずに1人でビジネスをしている起業家たちにスポットを当てていることです。 インターネットの普及によって個人の発信が容易になった現代、私たちは様々な場面で”成功者”の姿に触れることができるようになりました。 ビジネスを個人の力で展開することが可能になったことを本書は伝えてくれています。 今まさに、ビジネスそのもの ...
【感想・まとめ】生物はなぜ死ぬのか【小林武彦】
こんにちは、よだかです。 小林武彦さんの「生物はなぜ死ぬのか」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 生物学者の著者が”生物の死”について科学的な観点から解説する本書。 図や表も織り交ぜながら詳しく解説をしているので、データの処理が得意な方はより一層楽しめる内容です。 一方、私のようにテキストから思考を深めたいタイプの人にとっては、ややしんどく感じました。 後半は教育や社会の在り方についての考察も述べられていたので、その部分を読み込んでみるのもありです。 学術的な内容が中心で、科学的な考察が好きな方に ...
【感想・まとめ】老いる意味【森村誠一】
こんにちは、よだかです。 森村誠一さんの「老いる意味」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 書店にて見かけて気になったので購入した1冊です。 筆者は現役の作家で、なんと現在88歳だということ。 その歳まで現役で作品を生み出し続ける思考や生き方が分かりやすくまとめられています。 明快な答えがあるわけではなく、丁寧な生き方を感じさせてくれる本です。 うつ病、余生、死、健康、夢などをテーマに紡がれる言葉の数々はシンプルでいて説得力があります。 そして”経験が人生を作る”ということを強く感じさせてくれます。 ...
【感想・まとめ】森が呼ぶ【宇津木健太郎】
こんにちは、よだかです。 宇津木健太郎さんの「森が呼ぶ」を読了したので、感想をまとめていきます。 国内最大級の小説投稿サイト"エブリスタ"と"竹書房"による「第2回最恐小説大賞」長編部門にて”大賞”を受賞した作品です。 ホラー、離れ里、宗教、虫、伝承、、、。 和風なホラー要素をふんだんに盛り込んだ小説で、後味の悪い読み心地が本作品の魅力です。 特に中盤からの加速感が凄まじく、不気味な雰囲気が一気に高まる展開をたっぷりと楽しみました。 物語のエンディングには賛否ありそうですが、私自身は好きな終わり方でした。 ...
【感想・まとめ】琥珀の夏【辻村美月】
こんにちは、よだかです。 辻村美月さんの「琥珀の夏」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 教育、自律、大人の世界と子供の世界、敵と味方、素直さの功罪、、、。 主人公の現代パートと子供時代パートが交互に描かれながら展開するストーリーで、子供と大人のすれ違いが描かれます。 教育の成功とは洗脳なのかもしれないということを感じさせてくれた1冊。 教育観をアップデートし続けたい全ての大人に届いて欲しい作品です。 あらすじ 静岡県の”とある施設”跡で少女の白骨遺体が発見されます。 弁護士の近藤法子は「その少女は ...