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読書・趣味・生活に関わることをつらつらと

読書

2026/5/7

【読書感想】『イン・ザ・メガチャーチ』~"距離感をバグらせてしまった現代人たち"を描く秀作~

こんにちは、よだかです。 先日、朝井リョウさんの『イン・ザ・メガチャーチ』を読みました。 かなりしんどい作品でした。でも、めちゃくちゃ面白かったです。 読み進めるほどに気持ちは重くなるのに、登場人物たちがどこへ向かってしまうのかが気になって、最後までページをめくる手が止まりませんでした。 本作は、推し活、マーケティング、陰謀論、承認欲求、孤独、仕事、家族関係など、現代社会で誰もが少しずつ触れているものを扱っています。しかも、それらを単なる社会批判としてではなく、「人が何かとの距離感を壊していく過程」として ...

botter

2026/5/4

専業ぼっちbotterのログ2026年4月【13ヶ月目】4月にやったことと5月に潜る理由

こんにちは、よだかです。 ぼっちbotter生活も13ヶ月目に入りました。 13ヶ月。 長いですね。普通に長いです。 「そろそろ高く飛びたいんですけど?」という気持ちはあります。ありますが、現実はなかなかそう簡単には飛ばせてくれません。 最近は自分でも、 ずっとしゃがんでない? と思うことがあります。 高く飛ぶ前にしゃがむ、みたいな言葉があります。でも、あれは飛べた後に言える結果論でもあります。 飛べなかったら、ただしゃがんでいただけです。悲しい。膝も痛い。 とはいえ、4月を振り返ってみると、ただ何もせず ...

思考ログ 読書

2026/4/26

【読書メモ】『アルゴリズム・AIを疑う』― 私たちは便利さの裏で何を失っているのか

こんにちは、よだかです。 宇田川敦史さんの『アルゴリズム・AIを疑う』を読みました。アルゴリズムやAIを否定する本ではなく、むしろそれらが前提になった現代社会において、「自分が何を見ているのか」「どうやってその情報に辿り着いたのか」を問い直すための本でした。 普段からAIを使って開発している身としては、かなり刺さる内容だったので、印象に残った点とそこから考えたことを整理しておきます。 今回読んだ『アルゴリズム・AIを疑う』は、読みやすく内容も良いです。最近読んだ本の中でも、特におすすめの一冊です。→『アル ...

小説 思考ログ 読書

2026/4/25

【読書感想】『熟柿』――合わなかった。されど良作。

こんにちは、よだかです。 最近、佐藤正午さんの小説『熟柿』を読みました。ざっくり言えば、過去に犯した罪を抱えながら生きる女性の半生を描いた作品です。ただ、この一文ではまったく足りないくらい、読後にいろいろなものが残る小説でした。 正直に言うと、私にはあまり合いませんでした。読んでいて気が滅入るシーンが多かったし、精神的な消耗も大きかったです。ただ同時に、「これは良作だな」ともはっきり思いました。 「合わないのに良いと思う」という、少しチグハグな感想になったのですが、改めて整理してみると、その2つは矛盾しな ...

思考ログ 読書

2026/4/11

【読書まとめ】「カウンター・エリート」〜「不満の正体」と、なぜ人は他人に判断を預けるのか〜

こんにちは、よだかです。最近『カウンター・エリート』を読みました。この本は、イーロン・マスクやピーター・ティールのようなトップ層が、なぜ既存の体制に抗う立場を取るのかを扱った一冊です。読み進める中で、「なぜ彼らは支持されるのか」という問いから、「そもそも人はなぜ他人に判断や責任を預けるのか」という点まで考えが広がりました。本記事では、本書の内容を整理しつつ、自分なりに見えた構造をまとめていきます。 「カウンター・エリート」をamazonでチェックする 1. この本は何を説明しているのか 『カウンター・エリ ...

思考ログ 映画

2026/4/10

【思考ログ】映画「シャドウズ」にブチギレたら自分の評価軸が見えた話

こんにちは、よだかです。 先日、久々にかなり残念な映画を観ました。香港映画『シャドウズ』です。 観ている最中に何度も「もうやめようかな」と思い、実際に中断もしたのですが、見終わったあとに感情を整理してみると、単に「つまらなかった」では済まない、自分なりのブチギレポイントがはっきり見えてきました。今回はまず作品のあらすじと、少ないながら感じた良さに触れた上で、どこがダメだったのか、そしてそこから見えた自分の評価軸について書いていきます。 今回私が見てブチギレた映画「シャドウズ」はこちらでチェックできます。 ...

小説 読書

2026/4/11

『禁忌の子』感想 ― 医療ミステリが突きつける「決断と責任」

こんにちは、よだかです。 最近『禁忌の子』という小説を読みました。超ざっくり言うと、救急医である主人公が、ある日「自分とそっくりな死体」を目にしたことをきっかけに、自身の出生の謎へ迫っていく医療ミステリです。 ただ、本作の良さは単なるミステリとしての面白さだけではありません。その事件に関わる人たちの描写を通して、命のあり方や医療技術、親の責任、そして個人の決断の重さまで、いろいろ考えさせられる作品でした。 本記事では、そんな『禁忌の子』の魅力と、読んでいて私が感じたことをまとめていきます。 本記事は作品内 ...

映画

2026/4/10

 【映画感想】『コンジアム』【頭空っぽで楽しめる良作ホラー】

こんにちは、よだかです。 韓国ホラー映画『コンジアム』を観ました。深いテーマや考察を求める作品ではありませんが、頭空っぽでしっかり怖がれる良作でした。原因説明を引っ張りすぎず、ジャンプスケアも要所だけ。キャラ描写もあえて薄めで、無駄なくホラー体験に集中できます。今回は、そんな『コンジアム』の“気楽に楽しめる怖さ”をざっくり感想としてまとめます。 本作「コンジアム」はamazon prime videoで視聴しました。→amazon prime videoで「コンジアム」をチェックする あらすじ紹介 ホラー ...

botter 思考ログ 読書

2026/3/28

考える前に集める ― 研究系botterの心理管理メモ

こんにちは、ぼっちbotterよだかです。 最近、相場やbot開発に向き合う中で、ひとつ強く意識するようになったことがあります。それは、判断材料が揃っていない段階で考えすぎても、良い意思決定にはつながりにくいということです。相場は不完全情報ゲームなので、すべてのピースが揃うことはありません。それでも、現時点で集められるはずの情報を集め切らないまま結論を急ぐと、未完成のパズルを完成扱いしてしまいやすい。今回は、そんな感覚を言葉にしながら、研究系botterとしての判断材料の集め方、心理管理の置き場、そして「 ...

botter

2026/3/27

専業ぼっちbotterのログ2026年3月【12ヶ月目】── 白黒をつけに行った3月と、収益構造を探す次の四半期

こんにちは、ぼっちbotterよだかです。 2026年3月は、「白黒をつけに行く月」でした。歪み回帰の研究を最後まで詰め、今の定義のままでは主戦場になりにくいと判断して凍結し、その上でリードラグ研究へ土俵を移しました。黒字や主力bot完成といった分かりやすい成果にはまだ届いていません。ただ、その代わりに「見えること」と「勝てること」は別だという現実や、研究をどこで切り、どこから組み直すべきかは、前よりかなりはっきりしてきました。今回は、今週の振り返りと3月の総括、さらに1〜3月の四半期全体を通して見えたこ ...