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【他人の変化に期待しない】私が心のザワザワを克服した話【メンタルコントロール】

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どうも、よだかです。

あなたは、日々の生活で誰かに心をザワザワさせられたり、イラッとさせられたりすることはありますか?

もし、そんな経験があるなら、本記事はあなたの手助けになる可能性があります。

私も他人の言葉や行動にイライラさせられてしまう事がよくありました。

過去の私

どうしてこんなことを言われなければならないのだろう?

自分は悪いことをしていないはずなのに、理不尽だ

その上で

過去の私

どうして相手のことを悪く考えてしまうのだろう

自分ってダメな人間だ

そんなことすらも考えてしまう悪循環、、、。

自分自身で悩みを作り出してしまっていることに気づいてからも、この自分とうまく付き合っていけるようになるには長い時間がかかりました。

なんとかしたいなぁとぼんやり認識し始めてから3年以上かかったと思います。

独学で苦しんだ時期もあったので、本当に長かった。

同じような悩みを抱えている方には、周り道してして欲しくないと思いますので、最後まで読んでみてくださいね。

本記事を読んで欲しい人

・他人にイライラさせられることが多い

・イライラする自分が許せない

・メンタルを安定させたい

みんな、自分のみたい世界が見えている

大前提として押さえておきたいこと。

人は、それぞれの見たい世界を見ています。

共有する事実は同じでも、感じ方は少しずつ違うのです。

例えば、天気予報。

「今日は雨が降る」という予報を聞いて「濡れるから嫌だな」と思う人もいれば「この間買ったお気に入りの傘をさしていける!ラッキー!」と考える人もいます。

私が最も強烈に覚えているのは「唐揚げすらも嫌いな人がいる」という言葉です。

昔、ネットで見たので記憶が朧げではありますが、、、。

万人が好きそうなものでも、それを嫌いな人がいる。

これは、どんな事実に対しても、それぞれの人が好き勝手な評価をしてしまうということにつながります。

もちろん、その発信の仕方を考えられるのが”大人”なのでしょう。

人は経験したことしか話せない

記憶は過去の経験から作られる。

これも、当たり前のことですが、本当の意味で理解している人がどれだけいるのでしょうか?

今まで見てきたもの、触れてきたもの、そこで感じたこと、ショックを受けた出来事、、、。

全ての出来事を正確に記憶している人はほとんどいません。

過去の記憶を都合の良いように組み合わせて、それを自分の経験として認識しているのです。

ここで、それぞれの思考のクセが出来上がります。

自分の思考パターンを作っているのは、過去の経験。

現在の思考パターンをより強固にするための経験を選びやすいように、行動は最適化されていきます。

これは、無意識に行っていることなので、自分自身で気づいて修正することは非常に難しいです。

それに気づく方法は、気持ちや考えを紙に書くことですね。

【「内なる言葉」を磨きぬけ!】「言葉にできる」は武器になる。【梅田悟司】

【思考力を確実に鍛える方法!】「紙に書く」が最強である5つの理由

他人のパラダイムがあることを理解していない

パラダイムとは、「その人自身のものの見方や考え方」のこと。

↓以下の記事で詳しく解説しています!

【キングオブ自己啓発本】7つの習慣 やさしく解説! Part.0【スティーブン・R・コヴィー】

「知っている」ことと「理解している」ことは似ているようで全く違います。

「理解している」とは、自分の言葉で他者に説明ができる状態。

あるいは、行動レベルに落とし込む事ができていて、その人の人格を形成している状態。

他人のパラダイムそのものを理解することは不可能です。

なぜなら、自分ベースで他者を理解しようとする営み自体が、既に自分主体の行動だから。

けれども、他人のパラダイムが”ある”ことを理解しようとすることはできます。

他人にイライラすることの原因は、自分と他人が同じ世界を見ているだろうという思い込みがあるからなのです。

これは、相手が怒っている時も同じ事が言えます。

【たった一つを守るだけ】トラブルを大きくしない秘訣【結論:黙って聴くべし!】

パラダイムの違う人に会いにいく

人間は、実体験から強烈に学ぶ事ができる生き物です。

記憶という装置を獲得したのは、環境に適応できるようになるため。

生物学的な観点でも、そのことは明らかです。

【我々が生存機械である理由】利己的な遺伝子 やさしく解説Part.4【リチャード・ドーキンス】

そのため、自分の意識を変えるためには、自分と違うパラダイムを持つ人に会いにいくことがもっと効果的です。

私は読書が好きですが、それすらも行動のための一手段に過ぎないと強く感じています。

また、気に入った著者の本は何度も読んで、その人の思考をなぞるようにしています。

すぐに会いにいける人でない場合は、実際会ったのと同じくらいの効果を得られるまで、同じ著者の本を何度も読むことをお勧めします。

時間はかかりますが、コツコツ続けていけば、必ず変化は訪れます。

【10冊読むとどうなるの?】同じ著者の本 10冊読破マラソンまとめ【養老孟司】

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

他者と自分は違う。

こんな当たり前のことを理解するまで、私は3年以上かかりました。

違いがあるという前提を持つだけで、心のざわつきは本当に消えてしまいます。

というよりも、ざわつきが”起こらなく”なります。

考え方を変えることで、メンタルを穏やかに保つ事ができる。

本記事が、あなたのお役に立てば幸いです。

参考になる本

【”聞くこと”の極意】LISTEN 知性豊かで創造力がある人になれる【ケイト・マーフィ】

【苦しみをこじらせない最適解!】無(最高の状態)【鈴木祐】

【コミュニケーションの極意!】「他人」の壁【養老孟司 名越康文】

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