どうも、よだかです。
今回は、自分軸と他人軸の区別で苦しくなってしまう人に向けた記事です。
私は、自分への興味関心がものすごく強いタイプなので、他者への興味関心が希薄なんですよね。
正直、誰かの役に立つということを第一に考えると、精神的に非常に苦しくなってしまうのです。
先日「共有軸」という言葉に出会って一気に楽になったので、具体的にまとめていきます。
この記事を読んで欲しい人
・自分本位に生きることが悪いことだと思っている人
・誰かの役に立たなければダメだと思っている人
・自分のやりたいことを我慢している人
自分が第一で良い
私は、人にとって有益なことをするというよりも、やっていることが結果的に誰かのためになっているという方が楽なのです。
けれども、あまりにも自分本位な行動が増え過ぎてしまうと、それは悪いことなんじゃないか?とこれまでずっと悩んできました。
自分のやりたいことをすることで、結果的に誰かの役に立っているという状態が理想。
けれども、世の中を見ていると「人のためになることをするべき」「まずは相手のことを考えよう」などといった価値観が大多数を占めているように見えてしまう。
自分のやりたいことと突き詰めていくことは、他者を蔑ろににすることなのではないかという気持ちはますます強めるばかりでした。
自分軸と他人軸
その考えを悪い方向に加速させたのが「自分軸」「他人軸」という考え方でした。
行動の軸が「自分寄り」なのか「他人寄り」なのかということを考える指標です・
私は自分軸に寄って考えたり行動したりすることが多いので、他人軸を意識しなければと常に思っていました。
それは、もはや強迫観念めいたものでもありました。
お前は自分軸が強すぎるのだから、何とかそれを手放して人の気持ちを考えて行動しないといけないよ。
この声が、自分らしい行動に制限をかけていたのです。
制限をかけることが自分らしくあるために必要なのだと言い聞かせていました。
これは自覚がないだけで、非常に苦しい経験でしたね。
共有軸
ところが、ふとした折に「共有軸」という言葉に出会いました。
自分軸と他人軸の間にあるグラデーション。
自分と他人の間には重なる部分がある。
これを広げていけば良いのだと。
自分⇄共有⇄他人というイメージですね。
この言葉には本当に救われた!
私にとっては、圧倒的なパラダイムシフトでした!
深堀り
ここからさらに気がついたことは「自分は二項対立に縛られていた」ということです。
今回の苦しみは、自分と他人というものにはっきりと区別をつけようとしていたことが原因です。
これは何も自分と他人に限ったことではありません。
相反する二つの概念の間にあることを意識すれば良いのだということを教えてもらえました。
良いと悪い
デジタルと自然
可能と不可能
確かに二項対立で整理すると、物事の輪郭がはっきりして捉えやすくなります。
けれども、「はっきり捉える」ということは「それ以上考えなくても良くなる」ということ。
物事に意味を与えることは大切であるけれども、与えすぎるのも良くない。
自分の考え方や行動に悪い制限をかけてしまう言葉は、これからも見つめ直していきたいと強く思いました。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます。
言葉の一つ一つが自分の思考習慣を作るということに改めて気づくことができました。
自分がやっていることが結果的に誰かの役に立つという生き方が、私には合っているようです。
やりたいことに向かって、日々ひたすら打ち込んでいく。
実際に自分の行動にブレーキをかけているのは、自分の思い込み。
本記事が「自分本位な行動っていけないのかな?」と悩む方へ助けになれば幸いです。
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