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【売れる仕組みはこう作る!】『売れる会社のすごい仕組み』― ストーリーで学ぶマーケティングの本質

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こんにちは、よだかです。

「どうすれば売れるのか?」
「売れないのは、どこに原因があるのか?」
そんな疑問に、ロジカルに、しかもストーリー形式で答えてくれる一冊があります。

それが、『売れる会社のすごい仕組み』

マーケティングの基本をただ“知識”として学ぶのではなく、
現場でどう活かすかを物語を通して理解できる構成が秀逸。

特に初心者には最高の導入書ですし、ビジネスや経営に関わるすべての人におすすめです。

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◆ こんな人におすすめ!

  • マーケティングを基礎から学びたい
  • モノやサービスを売る立場にある
  • 売れる会社とそうでない会社の違いを知りたい
  • ビジネスの「仕組み化」に興味がある

◆ 本書の魅力:ストーリー × 理論の最強タッグ

本書は「理論解説」と「ビジネスストーリー」が交互に展開する構成。

  • 知識 → 腑に落ちる
  • 実例 → 応用できる

この流れで、マーケティング初心者でもサクサク理解できます。

登場人物はフレンチレストランを経営する女性社長と、現場スタッフたち。
リアルな店舗運営をベースに、実際の“売上改善”や“顧客心理”をどう攻略するかが描かれていきます。


◆ 戦略の軸①:BASiCS(ベイシックス)

「ビジネスの全体設計図」となるフレームワーク。

  • B:ベネフィット
  • A:オーディエンス
  • S:シナリオ
  • i:インターフェース
  • C:コンセプト
  • S:ストラテジー

それぞれのパーツが、商品開発から販売、ファン化までを体系的に結びつけます。

📘 詳細はこちらの一冊で解説
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◆ 戦略の軸②:売上5原則

売上は、たった5つの要素の掛け算で成り立っています。

  1. 新規顧客の獲得
  2. 既存顧客の維持(リピート)
  3. 購買頻度の向上
  4. 購買点数の増加
  5. 商品単価の向上

どこに課題があるのかを「見える化」し、売上アップに直結させる考え方。

このフレームに当てはめるだけで、戦略が“感覚”から“論理”に変わります。


◆ 戦略の軸③:マインドフロー(7つの心理段階)

顧客が「知らない」から「ファンになる」までには7つの心理的ハードルがあります。

  1. 認知
  2. 興味
  3. 行動
  4. 比較
  5. 購買
  6. 利用
  7. 愛情(リピート)

このフローの“どこに詰まりがあるのか”を見極めて対策を講じることで、
商品は自然と売れ始めます。

🟩 覚えておきたい鉄則:下から順(1〜7の順)に改善するほど費用対効果が高い。


◆ 戦略の軸④:プロダクトフロー(3ステップの構造)

商品を売る順番、実は超重要です。

  1. あげる商品(無料 or お得な入口)
  2. 売れる商品(低価格で満足度が高い)
  3. 売りたい商品(利益率が高く、リピート性がある)

この順番を無視していきなり「売りたい商品」を売ろうとすると、高確率で失敗します。

マーケティングでいう「フロントエンド → バックエンド」の流れを設計することが鍵。


◆ まとめ:ストーリーで学ぶ“実践型マーケティング入門書”

本書は、以下4つの戦略を軸に「売れる仕組み」を完全に体系化しています。

  • ✅ BASiCS
  • ✅ 売上5原則
  • ✅ マインドフロー
  • ✅ プロダクトフロー

さらに「せ・す・じ評価(戦略・数字・実行)」を回すことで、マーケティングPDCAの“本質”に触れることができます。

  • 理論だけでは分からなかったこと
  • ビジネスの裏側で起きている心理変化
  • 売れる会社と売れない会社の違い

これらを“物語”で、自然と理解できる本です。

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