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【「内なる言葉」を磨きぬけ!】「言葉にできる」は武器になる。【梅田悟司】

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どうも、よだかです。

あなたは、人の心を動かす言葉を発するには何が大切か分かりますか?

それは「内なる言葉」の解像度をあげること。

今回紹介する「『言葉にできる』は武器になる。」には「内なる言葉」の解像度を上げて「外に向かう言葉」の威力を飛躍的に高める方法について書かれています。

ぜひ、本書を読んで、人の心を動かす言葉を使いこなせるようになってください!

私が大事だと思った点や私流のアクションプランをまとめていきます。

この記事・本を読んでほしい人

・人の心を動かす言葉を使えるようになりたい人

・自分自身が考えていることが詳しく分かるようになりたい人

・言葉の使い方に自信が持てない人

言葉には2種類ある

まず、「内なる言葉」と「外に向かう言葉」の2種類を区別することが重要です。

「内なる言葉」とは、頭の中に浮かんでくる言葉のこと。

多くの場合、単語や文節であり、まとまりを持たずにぼんやりと漂っています。

「外に向かう言葉」とは、口から発せられたり、文字に書き起こされたりして、なんらかの形を伴って外に出た言葉です。

話したり書いたりするときに使う言葉のことですね。

重要なのは「内なる言葉」の方です。

なぜなら「内なる言葉」無くして「外なる言葉」は存在し得ないからです。

例外はありません。

言葉は思考の上澄みです。

心に届く言葉を発するためには、まずは「内なる言葉」を明確にする必要があります。

思考を「内なる言葉を発している」と捉えましょう。

断片的な単語や文節を思い浮かべていることは、考えているとは言えません。

人は無意識のうちに過去の記憶を呼び起こしてしまうので、考えているつもりになってしまうのです。

「内なる言葉」を明確にする3ステップ

①A4サイズの紙に書く

「内なる言葉」を明確にする第1ステップは「頭に浮かんだことを1つずつA4サイズの紙に書く」ことです。

あとで並び替えをするので、太めのペンでくっきり書きましょう。

②分類して、並べる

第2ステップで、書き出したことを分類して、俯瞰した視点て眺めてみます。

分類する基準は、広さと深さです。

まず”考え事の種類”で分けましょう。次に、”その考え事の詳しさ”で並べていきます。

すると、どんなことをどれくらいの詳しさで考えているのかはっきりします。

また、この段階で、詳しく表現できない部分があることも分かります。

③不足部分を埋めていく

第3ステップで、考えを進めて、内なる言葉の解像度を高めます。

②で不足している部分に注目して、紙が置かれていない部分を埋めていきます。

考えを進めるキーワードは「本当に?(考えを戻す)」「なぜ?(考えを掘り下げる)」「それで?(考えを進める)」の3つ。

ここで埋めた部分が、今の自分にとって解像度の低い部分なのです。

このトレーニングをすることで、普段、頭の中に浮かんでいる考えをはっきりと認識する習慣がつきます。

ただし、書くこと自体が目的になってはいけません。

それを避けるためには「抽象度を意識する」こと。

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日記を書く

これに近い形で私が実践しているのが日記を書くということです。

毎日A4サイズの紙に思ったことや感じたことなどをひたすら書いていきます。

ペンが止まるまで書き続けましょう。

紙が埋まるか思考が空っぽになるまで書き続けます。

一通り書き切ったら、それを読み返します。

愚痴や文句、悩みなどがあったらそれに淡々と向き合っていきます。

次、明日、今後はどうするか?

自分自身に具体的な答えを返すも良し、その時の感情を充分に味わい尽くすも良し。

重要なのは、誰にも見られないと思って、本気で本音を書くことです。

これは自分自身と向き合うトレーニングになります。

慣れてくると、書いたそばから解決策が書けるようになります。

書いたことを音読する

音読の効果は絶大です。

自分が書いたことを音読してみましょう。

人は黙読するとき「内なる言葉」で読んでいます。

音読することで、自分の書いた文章を声に出しても違和感がないかどうかを確かめることができます。

私は、ブログに書いた記事を「スタンドFM」という音声配信アプリで発信しています。

音読によって確認できること

・その文章が聞き手にとって伝わりやすい構成になっているか

・熱意を持ってその文章を読めるか(自分の本音であるか)

・分かりやすい言葉で書けているか

・誤字脱字はないか

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

本書の後半では「伝え方の具体的な型」と「伝えるときの心構え」が紹介されています。

本記事を読んでみて、本書に興味を持ってくださった方は、ぜひ手に取って読んでみてください。

言葉を武器にするということの本質が掴める内容です。

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