どうすればより良い人間関係が築けるのか?
信頼される人になるにはどうすればいいの?
相手に関心を向けるコミュニケーションが難しい、、、
社会で生きていくためには、人間関係の悩みは尽きぬものですね。
コミュニケーションの上手い人たちを見ていると、「どうして自分には同じようにできないんだろう?」と落ち込むこともあるのではないでしょうか?
普段の関わりの中で、「どんなことが差を生んでいるのか」を考えたことはありますか?
コミュニケーションは技術です。
正しい技術を身につけることで、誰でも人間関係の質を高めることができるのです!
今回紹介する7冊は、自身のコミュニケーション方法を見直したり、その必要性について考えさせてくれたりする本です。
人ととのコミュニケーションが今よりずっと楽しめるようになるテクニックや考え方が満載!
生き方がグッと楽になり、人生の幸福度が高まること間違いなし!
それでは早速、紹介していきましょう!
人望が集まる人の考え方
人の性質を理解して関わっていくテクニックを学べる本。
大切なのは小手先のテクニックではないということにも気づかせてくれる。
紹介されているテクニックはどれも実践しやすく、効果の高いものばかり。
自分に合ったものから順に取り入れていくと良い。
この本から学んだテクニック
- 相手の承認欲求を満たす様に働きかける
- 毎日5つの褒め言葉をかける様にする
- 相手の重要感を満たす声かけをする(そのことで失うものは何もない)
- 自分は好かれていると思って行動する
- 心から微笑みかけるために、毎日笑顔の練習をする
- 言葉・動作・態度が『主音』を作る
- 声の調子がその場の雰囲気を作る
- 相手の態度は自分が引き出している
- 自己評価が他者からの評価を作る
- 相手を無条件に受け入れて、思いもよらぬ観点で褒める
- 不満は紙に書き出して破り捨てる
- 全面協力して欲しいのならば、知恵を借りるアプローチをする
孤独な人が認知行動療法で素敵なパートナーを見つける方法
孤独を感じる人・自分は孤独なのかもしれないと思っている人におすすめしたい本。
そもそもパートナーが必要なのか、という点から考えさせてくれる内容。
認知行動療法を学ぶのにも役立つ1冊。
この本から学べること
- 服装・外見で、気分・自尊感情を上げる
- 自分の自尊感情を上げるものに投資する意味
- 笑顔とフラーティング(ちょっと色っぽい振る舞い)を習慣化する方法
- 行動することで気分が作られる
共感力を高める7つの方法
自分は共感力が低い、気持ちに寄り添うのが苦手と感じている人におすすめしたい本。
この本を読むと、共感力を高める方法が分かる。
全部で7種類のポイントが紹介されているので、取り組めそうなものから順に試していくと良い。
他の本では紹介されないようなユニークな視点もあって、面白い。
- 「好き」or「嫌い」で考える
- 自然・動物などに触れる
- 相手と同じペースで呼吸をする
- 会話中の自分の身体感覚に注目する
- 人・音楽・起き抜けの気分を「色」で表現する
- ネガティブな感情を言語化する
- セルフコラージュで共感を表現する
共感力の高い人が、普段どのように考えて人と関わっているのかを知る手がかりになる1冊。
人は話し方が9割
自分ばかりが喋ってしまい、空気をしらけさせてしまう、、、
相手に喋らせることが苦手で、会話が続かない、、、
そんな悩みを解説してくれるのがこの1冊!
この本を読めば、相手の話を引き出す話し方を学べる。
有用だったものを一部紹介する。
相手の話を広げる拡張話法
①へえ〜 ②反復 ③共感 ④称賛 ⑤質問
この手順で相手が関心のある話題を広げていくことができる。
拡張話法のキーワードは、バリエーションが豊富にある。
拡張話法を知ると、普段からキーワードになるものを集めるきっかけ作りにもなる。
「なるほど」「うんうん」「おぉ〜」「いいね」「嬉しいです」「一緒に頑張ろう」
語彙が増えることは、使えるワザが増えるということ。
相手の出方に合わせて、自分の持っている言葉を上手く対応させることを楽しめるようになる。
しかし、一番響いたのは「余計な一言を言わない」というもの。
話さないという選択肢も示してくれたことは、大変ありがたかった。
繊細(せんさい)さんの本
HSP(Highly Sensitive Person)という特性を持つ人がいる。
多くの刺激を敏感に感じ取る人のことだ。
5人に1人ほどがHSPであるとされ、それぞれ気になることや感じ取るレベルが違う。
この本では、その特性を「繊細(せんさい)さん」と表現している。
そういった方々の感じる世界を知るきっかけになる本。
自分の知らない世界を知ることで、相手にかける言葉が変わる。
自分の中にも「繊細さん」がいるかも知れない。
もしそうなら、その付き合い方も学べる1冊。
「繊細さん」の感じる世界は、「非・繊細さん」には理解できない領域だ。
「非・繊細さん」にとっては、そのことを知っておくだけでも大変有益である。
繊細さんの過ごし方
- 1人でゆっくりと休める時間を作る
- 自分のやりたいことをキャッチして、周りに振り回されないようにする
- 苦手な人・物事・環境からは距離をおく
私自身は繊細さんではないのだが、この本を読んでからシンプルな味付けの食事を楽しめるようになった。また、「気づく」と「対応する」の違いが明確に理解できるようにもなった。
日々の気づきに敏感になると、周りの人への気づきも増えて、人間関係の質が高まることを実感した。
GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代
人間には3種類のタイプがある。
「ギバー(与える者)」「テイカー(奪う者)」「マッチャー(どちらでもない者)」だ。
この本では、人生の幸福度を高めるためにどのスタンスで生きると良いのか、避けるべきタイプの見極め方などを学べる。
目指すべきは「他者志向性のギバー」であり、絶対に避けるべきは「テイカー」である。
この本から学べること
- 悪質なテイカーの見分け方
- ギバーとして取るべき戦略・避けるべき戦略
- 最も的確で創造的な決断を下すコツ
成功ギバーの特徴
これらの特徴に当てはまる人が身近にいたら、大切にしよう!
自分の生き方のロールモデルとしても参考にしたい。
他者重視かつ利己的
ゆるい話し方をする
同僚との協力関係のもとで業績をあげる
自身の知力を使って、他の人の知性や能力を増幅する
思いやりを持って相手に質問をして、辛抱強く話をきく
弱いつながりを多く作り、いざというときにリコネクトする
欲が出ました
絵本作家・ヨシタケシンスケ氏の著書。
どうしたって人間、欲が出てしまうものだと微笑ましい気持ちにさせてもらえる本。
割り切れないもの・処理できないものをどうにか保持するのはなかなかしんどいことだが、そんな自分を受け止めることができるようなる。
クリエイターの頭の中を覗けるという点でも貴重な内容。
書きぶりも優しいので、スッと読めて思考になじみやすい。
生き方のお守りとして、いつでも開けるように持っておきたい1冊。
まとめ
人間関係の質を高めることは、人生の幸福度を高めることに直結します。
もはや、人間関係さえ良ければ人生は幸福になると言っても良いくらいです。
良好な人間関係というものは、本当に人それぞれです。
ですが、考え方の根っこにあるのは「自分を知り」「相手を知る」ということです。
良好な人間関係を得る・その質を高めるために、これら7冊の本がお役に立てば幸いです。