こんにちは。よだかです。
あなたは人に何かを伝える時、その伝え方に悩んだことはありませんか?
どんな伝え方が良いのか?
使う言葉やタイミングは?
相手に理解してもらうには?
コミュニケーションは受け手が全てです。
どんなに準備をしても、その内容が相手に伝わらなければ、残念な結果に終わってしまいます。
しかし、伝え方や考え方のスキルを身につけることで、相手に届く可能性はぐんと高まります。
説明上手になりたい
話し方を上達させたい
自分の考えを上手に伝えられるようになりたい
今回紹介する7冊の本は、そんな望みを叶えてくれるものばかりです。
説明上手になることで、周りの人から信頼を集めることもできるようになります!
それでは早速紹介していきます!
考える技術・書く技術
今回紹介する本の中で、最も本質的かつ重厚な学びをくれる1冊。
もうこの1冊を使いこなせれば、説明の達人になれることは間違いない。
書く・考える・解決する・表現する
これら4つのカテゴリーで意識すべきポイントを徹底的に掘り下げている。
内容の一部を紹介するので、詳しく知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみて欲しい。
書く
グループ分けをするときは、要約・種類・順序を意識せよ
ストーリー展開で、読者との共通項をつくる
「状況」→「複雑化」→「疑問」→「答え」の流れを意識せよ
導入部は、状況(過去の出来事):読み手が合意することに絞る
考える
原因・結果・時系列を明確にせよ
構造の問題点を探れ
行動のレベルを階層化せよ
問題を構造化して、類似点・関連性を見いだせ
解決する
状況への不満をピラミッド型に配置し、「どうなって欲しいのか」を言語化せよ
データ収集の前に、まず仮説を立てよ
図式化し、因果関係をたどり、ポイントを絞れ
表現
見出し・アンダーライン・ダッシュ・「●」などを活用し、視覚的に整理せよ
分かりやすい表現の技術
相手の目線に立って説明する、ということを噛み砕いて16のルールに落とし込んでくれた本。
意図を正しく伝えるための法則があるのだ。
初心者から玄人まで、学びを得られる本。
何より有益なのは、「分かりにくい表現」について詳しく解説してある点。
失敗要因を避けることで、あなたの説明は確実に伝わりやすいものになる!
内容もシンプルで、技術を馴染ませるハードルが低い点も良い!
すぐに使えるテクニックをこの本から獲得しよう。
分かりやすい説明の技術
この1冊で説明術の基礎と応用を学ぶことができる。
聞き手が情報を理解するまでには「タイムラグ」がある。
これを知っておくだけでも、あなたの説明の仕方は大きく変わる。
「間」を置くことの重要性や聞き手を引率するという意識で説明することなど、核となる考え方が15のルールとともに紹介されている。
中でも「聞き手の不快感を取り除く」という考え方は、大変有益だった。
聞き手の意見に一部同意して、やんわりと優しく自分の主張を言う。
これができるだけでも、相手に説明を聞こうというスタンスを取らせることができる。
この本もシンプルな内容なので、読んだその日からすぐに実践に移せる。
伝える力
池上彰氏の著作。
伝える力を磨き続けたい人におすすめの本。
伝える力を培うためのトレーニング方法が豊富に示された1冊。
この本を読むと、相手の心を掴み、円滑にコミュニケーションすることができるようになる。
言葉にして伝える時・文書で伝える時、使いやすくて効果の高いテクニック満載!
伝え方の極意をどのようにして学んだのか、という部分に着目して読んでも面白い。
日常生活の中に、伝える力を高めるヒントがたくさん隠されていることに気がつかせてくれる。
「おもしろい人」の会話の公式
面白い会話や話し方を分析した本。
この本を読むと、「面白さの正体」が分かる。
「ウケる」とは「相手への気遣い」であると説く本。
相手への気配りが面白さにつながるということを分析していて、最後までとても興味深く読むことができる。
内容の一部を紹介するので、興味を持った方は、ぜひ本書を手に取ってみて欲しい。
面白い人の持つ4つの力
①聞く力 ②質問する力 ③相手を理解する力 ④黙る力
ウケる場を作る会話が弾む雑談
・相手の「良かった話」は、特別感を尊重する
・相手の話は、映像化しながら聞く
・意識すべきは「話を続けること」
スピーチの極意
みんなの思いを淡々と代弁する
主張よりも具体例を大事にする
失敗談をエピソードとして活用する
具体⇄抽象トレーニング
思考力そのものを飛躍的に高めてくれる1冊。
あらゆる場面で応用できる思考法を身につけることで、ムダのないスマートな説明ができるようになる。詳しくは別記事を参照。
【一生使える!】思考法の 到達点!【具体⇄抽象トレーニング】
プレゼンテーションzen
美しいスライド資料のまとめ本。
プレゼンの達人たちが実際に使った画像資料を解説付き・フルカラーで紹介。
中身を眺めているだけでも勉強になり、アーティストのデザインセンスの一端に触れることができる。
しかし、実際にそれらの資料をマネしてみてこそ、この本の真価は発揮される。
豊富な事例をあなたのスライド作成にぜひ取り入れよう!
どの事例も美しいものばかりで、すぐに取り入れたくなるワクワク感を与えてくれる。
伝える情報を鮮明にイメージしながら話すきっかけを作ってくれる本でもある。
映像を思い描きながら伝えよう。
あなたの使う言葉は、より一層鮮明になる。
まとめ
言葉の持つ力は絶大です。
その力を何倍にも増幅してくれるのが伝え方です。
伝え方には数々のテクニックがあり、そのどれもが言葉の力を増幅させるために編み出されたものです。
価値の高いテクニックを身につけ、ムダな要素は徹底的に排除する。
この2つを同時に行うことで、あなたの説明は周りの人と圧倒的に違うものになります。
今回紹介した本から得た学びが、あなたの人生を変えるきっかけになれば幸いです。
【AIを仕事にどう活かす?】年間300冊読書する私が選ぶAI勉強本7選【ビジネスパーソン向け】