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【読書まとめ】1日ひとつだけ、強くなる【プロの思考を学ぶ】

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こんにちは、よだかです。

梅原大吾さんの1日ひとつだけ、強くなるを読了しました。

成長マインドセットを磨くための本として大変有益だったので、内容を紹介します。

購入の参考になれば幸いです。

どんな本?

著者はプロゲーマーの梅原大吾さん。

国内のみならず海外でも人気があり、過去にも数冊の著作があります。

勝負における精神論とそれをどのようにして獲得してきたのかが述べられています。

プロの流儀を獲得できる1冊です。

こんな人にオススメ!

  • 「成果を出し続けるプロの思考を知りたい」
  • 「何かを始めても、なかなか長続きしない」
  • 「モチベーションを維持する方法を知りたい」
  • 「どうすれば、一つのことに長く取り組み続けることができるのか知りたい」
  • 「自分自身を成長させる思考法を知りたい」

視点を高くする

全体においての視点を持つことで、1場面ごとの失敗にとらわれなくなる。

上手くいっている時ほど、この視点レベルで調整をかけることで、周りとの差を生み出すことができる。

多くの人は場面レベルでの修正を行なっているだけだ。

ミスが起こればそれを原因を探り、修正をする。しかし、これでは遅い。

簡単に答えが出ることは面白くないし、新たな価値を生み出すこともない。

考えてやること」は、人との差別化を生む大きな要素だ。

これは真似されない自分だけの武器となる。

個人の志向・個性といった本質的な部分だからだ。

相手の行動パターンを解析するためには「なぜ相手はその行動を取ったのか」という意味づけを行うと良い。その問いを持ち続けてコミュニケーションをとっていれば、相手のパターンが見えてくる。

感情を支配する

怒りの感情は勝負に向かない。

怒りを原動力にした力には偏りがある。

怒りの感情はあくまで「自然現象」ととらえるにとどめておくのが吉。

腹を立てた時点で相手のペースだ。

嫌な相手ほど、心を開いて接するようにしよう。

そうすると、向こうも寄り添ってくれる。

勝負において一番強いのは、相打ちでいいという状況だ。

勝ち負けに執着していない自然体を最も引き出せる状態なのだろう。

自分の戦い方のまま負けることで、新たな発見がある。

悪い負けとは、発見がない負けのことだ。

連戦が控えている時には、自分のリズムを整えることを優先して勝負の結果を手放すことも大切だ。

目先の勝ちにとらわれすぎると、全体の視点を見失う。

60:40で勝つことを意識しよう。

対戦相手にも適度な選択肢を敢えて残しておくことで相手にもリズムを維持させる。

真っ当な状況の中で確実に勝つ。

勝てそうだけれど勝てない」と感じさせる人は勝ち続けている人だ。


成長とは変わること

強さの3要素は「行動力」「見る力」「聞く力」だ。

「行動力」とは「読み・直感」を行動に移す力。

この力は自分で展開を作っていくことで養われる。

根本的な変化をしようとする覚悟が求められる。

「見る力」とは、正しい分析力。

安心や不安は不要だ。

客観的な理の集積が正しい分析をもたらす。

「聞く力」とは、素直さだ。

まずは人のアドバイスを100%信じてみる。

正しいかどうかはあまり重要ではない。

大失敗した人の話を聞くことにも価値がある。

自分の頭で考えるきっかけになるからだ。

勝てない期間が続くと2タイプの思考をする人に分かれる。

伸びない人は「才能がない。辞めよう」と考える。

伸びる人は「個性や自分のやり方は置いといて、勝つにはどうしたらいいか知りたい」と考える。

正しいことの積み重ねが、人に真似されない個性になる。

「本気」と「本気のつもり」は全く異なるものだ。

本気であれば、妙なこだわりは捨てられるものだ。

飽きても続ける

遠回りが必要な時もある。

正しく休むことは超重要だ。

受け身にならないようにしよう。外部からの刺激に依存している状態ではだめだ。

「1日ひとつ、成長をメモしよう」

成長実感につながり、自分に自身がつく。

ハードルを上げすぎないようにすることが超重要だ。

これは自分にしか分からない小さな成果に着目し続ける訓練である。

これを続けることで揺るぎない自信が身に付く。

無闇にハードルを上げずに取り組み続ける。

よし。これだけハードルを下げられた」というレベルを目指そう。

小さなモチベーションをよびおこし続け、プロとして活動することの根幹につながる。

プロであるということは、その業界に貢献することだ。

人は、真似のできないことに本能的に価値を感じるようにできている。

人を楽しませるためには、誰にも真似できない自分のプレイスタイルが求められる。

プロは、普段の取り組みを淡々と維持することができる。燃え尽きて終わりになるような目標を立てることはない。燃え尽きてしまうようであれば、それはアマチュアだ。

「ここ一番で勝つ」

勝負には「勝つ根拠」を用意して臨む。

  • 強い部分を書き出す
  • 可能性を徹底的に探す
  • 思いついたことはすぐに試す
  • ただ根気よく次々に新しいことを試す
  • 試合開始5分前まで探す

考えること・実行することのバランスが大切である。

他人が諦めた場所は、新たなスタート地点だ。

やれることを全部やった後なら、そこからの負けはすごい発見をもたらしてくれる。

才能を越える

好きならとにかくやってみる。

「六十の手習い」という言葉にもあるように素直に挑戦することは素敵だ。

人生は一度きり。

自分の内側とシンクロしたことをやろう。

不向きなことに取り組むと大きな気づきがあり、視野が広がる。

得意なことにはそもそも伸びしろがない場合も多い。

得意なことだけやっていてもそのうち行き詰まる。

 

本当の自信とは、柔らかくしなやかで強靭なものである。

「普通」であることと言い変えても良い。

凄みのある人は他者との絶妙なバランスを保っていて、その凄みを感じさせないものだ。

アクションプラン

自分にしか分からないような成長を記録する

まずは、アドバイス通りにやってみる

準備を十全に整えて、勝つ根拠を用意して勝負に臨む

苦手なことにも手をつけてみる

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