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余白が生み出す 人生の潤い 

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今回は余白を作る生き方について書いていく。

現代の困りごと・生活の余白

近年では、ミニマルな暮らしぶりが人気だ。

YouTube・Twitter・Instagramなどの様々なSNS媒体で「ミニマリスト」「ミニマル」などと検索すると、人気のコンテンツが多数あがってくる。

ミニマルな暮らしぶりを発信する人達が増えてきているということは、そこに需要があるのだ。

今後もこの需要は高まっていくと思われる。


とはいえ、多くの人の目は彼ら生粋のミニマリストのような暮らしぶりは、極端に映るだろう。

自分にはあんな生活を送るのは無理だと思ってしまうのも頷ける。

そんな方々に向けて余白を作るコツ具体的な方法を紹介したい。
加えて余白を作ることのメリットを解説しよう。
参考になれば幸いだ。

余白とは

余白を生み出すポイントを4点に絞って考えていこう。

1,時間

1日24時間、誰もが平等にもっている
2,人間関係

どんな人と付き合うのか・友人・家族など
3,空間
生活環境・家・部屋・オフィス
4,思考

頭の中・どんなことに考えをめぐらせるのか・アイデアやひらめき


メリット

集中力が上がる
やるべきことが明確になる
人生が楽しくなる
仕事が楽になる
生きるのが楽になる
あるものの大切さに気づいて感謝できるようになる
自分の時間が増える
生活に潤いが出る
アイデアが浮かびやすくなる


余白を作るための具体的な方法

まず、減らしてみよう

空間・環境
モノを所有するというのは、管理するコストもかかるということだ。

そのコストも考えた上で、所有するかどうかを決めると良い。

敷物
カーペットやラグマットなどをなくす
掃除機もいらなくなる。
フローリングなら自在ぼうきで十分綺麗にできる。
定期的に埃を拭き取れば良い。

食器
あれこれ増やさない
機能的で美しいものを大切に長く使う。
収納スペースもコンパクトになる。


時間
使う時間を決める。
タイマーや砂時計を活用する。
これは意外と守れない人が多い。
特にSNSやテレビなどはどんどん時間を奪っていく。タイマー機能や設定操作で利用時間に制限をかけると良い。
極端な話、テレビ断ちしたければ捨てるか人にあげてしまおう。

仕事

締め切りを作る・終わりの時間を決める
寝る前に明日行うことを書き出しておくだけでも取り組みと成果は大きく違ってくる。
タスクや会議の終了時間を決める
目的がはっきりしていることは締め切りを自分で宣言してしまうのも良い。


付き合う人を減らす
縁を切るということではない。
本当に大切な人たちに尽くす時間を増やすということ。
例えば、不要な飲み会は時間もお金も奪っていく。
ただ集まることが目的化した遊びも同様だ。
心がワクワクしない関係性は見直そう。
心が弾まない疲れてしまう安心できない
そんな時は一度距離をおいてみよう
本当に必要なら戻ってくる

減らしてよかったモノ

1,生活習慣
食事

空腹でなければ無理して食べない
食べないことで料理に関わることが丸ごとなくなる。
(メニューを考える・食べる・作る・片付ける)

消化・吸収にも一定のエネルギーが必要だ。
食べないということは内臓を休ませることにもなる。
健康な食事とは少食であることだ。
私はゆるい16時間断食をしている。
(後日紹介したいおすすめ本あり)

2,付き合う人

本当に大事な人とだけ付き合う。
付き合う人を大切にする
目の前の人に丁寧に接する
自分から時間や資産を奪う人からは離れよう
人を雑に扱うわけではない。
限られた時間・空間の中で過ごすことでその分大切にできるようになる。
私自身「今日この人に会えるのが最後だとしたら?」と自問することで、少しずつ相手を大切にすることができるようになってきた。


3,読書

勉強のための本は最後まで読み終えるのをやめた
勉強用の読書で最後まで読み切るのは非効率だ。
読み切るまで待たなくて良い。

10個学んでから動こうとしても、どうせ10個も覚えていない。
1つ学んだらすぐさま実践すると圧倒的に学びが定着しやすい。

紙の本をほとんど買わなくなった

今は9割方Kindleでの読書だ。
本棚もなくしたので、空間的な管理コストもかからない。
詳しくは別記事で

Kindleで 人生を買う


4,ニュース
テレビ・新聞・SNS
ただ流れてくるだけの情報は全て見ない
欲しいものだけ自分から取りに行く。


5,YouTube

必要のないエンタメを見ない
脳はYouTubeのアルゴリズムに逆らえない。
関連動画ラッシュでどれだけの時間を奪われているか。
意志を強く保とうとしても、ついつい見てしまう。
私は完全にゼロにするのは難しいので見る時間と内容を決めた。

スマホの設定メニューからネットの利用時間を管理することもできる。


6,思考

妄想しない
ここでいう妄想とは、行動につながらずただあれこれと可能性を考えることに囚われること。
考えてばかりいないで手を動かす方が良い。
妄想は毒だ。
やらないでいるとそうしている理由を思いつく。
行動しながら改善していく方が良い。
その結果、時間が生まれる。

今日から 瞑想 したくなる!〜瞑想を1年続けた 私の振り返り〜


減らしてはいけないもの

体と心が整うものは減らしてはいけない。
私の場合は

睡眠・休息
美味しい食事
自炊
手放してみて調子を崩したらまた戻せば良い。
案外平気なことが多い。

余白で行なっていること

・自己投資
・読書
・瞑想
・筋トレ
・ブログ更新
・睡眠

自分に有益なことに時間を使うこと。
時間は誰もが平等に持っている資産だ。

何をするかは自分で決める。
何をしないかも自分で決める。

これから減らしてみたいもの

家事・掃除→家事代行サービス
洗濯→乾燥機能付きドラム式洗濯機
料理→出前

まとめ

余白を作るということは、自分の時間を作るという挑戦だ。

欲しいモノはほとんどなんでも手に入る時代になった。

多くの人がそう感じているのではないか。

しかしモノが増えたことで、私たちの生活は逆にきゅう屈になってしまった。
私たちが生きているのは、モノが増えても心は豊かになれない時代なのだ。

本当は好きなモノに囲まれて豊かになりたかったハズだ。

なんとなく続けていたことをやめてみること。手間をかけていたことを少しだけ楽にしてみること。時にはバッサリと切る決断も必要かもしれない。
生活の余白はあなたの心を軽やかにする。

今日からできる小さな一歩をぜひ試してみて欲しい。

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