「使える脳の鍛え方」を読了。メンタリストDaigoの動画で紹介されていて購入した。
効率的に勉強する方法をアップデートしたかったため、今回の学びをこれからの勉強に役立てていこう。
どんな本?
もっとも効率的な学習方法を科学的な視点から提案する本。<本当に身に付く学習方法>として、学齢期の子供から大人まで幅広く使えるノウハウが満載の一冊。また、避けるべき学習方法についても言及されている。
こんな人におすすめ
・勉強ができるようになりたい・成績を上げたい
・今よりも効率の良い学習方法を知りたい
・脳を鍛えて学習の土台を作りたい
・避けるべき学習方法を知りたい
メリット
- ・効率良い学習方法が分かる
- ・避けるべき学習方法が分かる
- ・自分の能力に自信がもてるようになる
- ・勉強するときの迷いが減る
学び
こんな学習方法はNG!
テキストの再読は避けよう。読むこと自体が目的になってしまう。
集中練習も良くない。短い期間で覚えたことは、すぐに忘れる。
スラスラ答えが出てくると覚えた気にはなるが、身についていない。
では、どうすれば良いのか?
結論、「脳に負荷をかけろ!」
学んだことを思い出す努力をしよう。
学んだことを思い出そうとすると、定着しやすい。
大切なのは「思い出せるきっかけを作ること」と「忘れるプロセスを止めること」。
「思い出す」とは「実際に使う」ということ。
つまり、学習方法の中に「思い出して」「実際に使う」場面を設定すれば良いのだ。
思い出す練習をしよう
意識して欲しいのは、そのタイミング。少し忘れた頃に間隔を空けて行うこと。
そして、様々な練習を交互に行ったり、組み合わせたりすると良い。複雑な練習は思い出すためのトリガーになる。
脳は忘れるのではない。思い出せなくなるだけ。練習を思い出すきっかけ作りにしよう。
集中練習を避けることにもつながる
本を読んだら、ページを閉じてどんな内容だったか思い出してみる。
その内容を自分の言葉で書き出してみるのも良い。
ハイライトをつけても効果はない。
学んだことをクイズにして、どれだけ解けるか確かめる。この時、間違えても良い。訂正すれば良いだけだ。
テストは思い出す練習として使い、フィードバックをもらう。
思い出すのが難しい練習ほど、効果も高い。
とにかく手を動かすこと。実際に知識を使う経験を通して、脳は「この知識は有用な物なのだ」と認識する。
振り返って考えよう(省察しよう)
新しいことを学んだら、自分にこう問いかける。
「重要な部分はどこか」
「初めて見るものはどれか」「それらをどう定義するか」
「この考えは既に学んでいることとどう関連しているか」
行ったこと・その成果・次にもっと上手くするための改善方法を記録する。
毎日、あるいは1週間ごとに行う。経験から学んで、日常的に振り返る習慣をつけよう。
まず解いてみよう
教えてもらう前に、自分で解く。知識を総動員する経験が、脳への負荷となりただ教わるよりも学習効果が高まる。
さらに能力を伸ばす
学習者のマインドセットも重要。
「できると思うのも、できないと思うのも正しい」
重要なのは「態度」だ。
知能の水準は固定されていない。本人のやる気次第で大きく変わる。
「成果」ではなく「学習と成長」を目標にしよう。
「成果」に執着すると、人はリスクを避けようとするようになる。
プロになることは難しくない
専門家の技術とは「計画的な練習の積み重ね」の先にあるもの。
「計画的な練習」と「振り返り」を繰り返すことで確実にレベルは上がる。
アクションプラン
学んだことを整理してアウトプットする
人からフィードバックをもらう
使いたいことを学び すぐに実践する