どうも、よだかです。
あなたは、自分を成長させるのに最も効果の高い方法を知っていますか?
それは「1日の振り返り」をすること。
毎日30分〜1時間かけてA4サイズの紙に「今日できたこと」や「失敗したことへの対策」などを書いていくだけ。
単純すぎる。そんなことは分かっている。
きっとそう言われてしまうでしょう。
けれども、そう思ったあなたは、これまできちんと振り返りをしたことがありますか?
きっと長い間続けてきた人はほとんどいないはずです。
はっきり言って、この方法はあなたにとてつもない成長をもたらします。
まだ開始3ヶ月目の私がその効果を実感しています!
本記事では、振り返りを3ヶ月続けた私が実感した成果と、3ヶ月間の歩みをまとめました。
本記事を読んで、あなたも毎日の振り返りに取り組んでみてください!
↓参考にしたのはこの本です。
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方法
毎日A4サイズの紙に思ったことをどんどん書いていきます。
書くことが思い浮かばなければ、まずは「今日の出来事、そこからどう思ったか」「今日うまく行ったこと、その理由」「今日失敗したこと、次からどうすれば良いか」「どんな行動にどのくらいの時間をかけたのか、その結果どうなったのか」などを書いていくと良いでしょう。
書き終えたそこで終わり。
読み返しても良いですし、そのまま片付けてしまっても良いです。
書き終えた用紙には、日付を記入して保管しておきましょう。
慣れないうちは、用紙が埋まらなくても構いません。
できる限り時間を確保して毎日続けましょう。
最低でも30分は確保しましょう。
1時間確保できるのが理想です。
身についたもの
行動力
考えたことを行動に移す力が上がりました。
以前ならば、思いついてもなかなか行動に移せず、ダラダラしている間に言い訳を思いつき、結局やらないままになってばかりでしたが、今では、ほとんどのことをフットワーク軽くこなせるようになりました。
また、意思決定も早くなり、たとえ失敗してもすぐにフォローできるから大丈夫という認識で行動できるようになりました。
元々タスクをシステマチックにこなすタイプではありましたが、それにさらに磨きがかかって、以前よりも効率よくタスクを処理できる方法を考えるようになったので、結果的にタスクが効率化して生産性が高まりました。
客観視する力
自分自身のことを客観視する場面が増えました。毎日振り返りを書いていると、自分の行動を他人の目で眺めることになります。
そのため、自分の行動を他人の目で判断するクセがつきました。
「今からやることや今やっていることがどんな結果をもたらすのか」「もっと良い方法はないか」
「今、自分はこんな気持ちになっているのだな」「こんな気持ちになっているけれどいずれおさまるだろう」
などなど。
特に感情を解像度高く認識できるようになったのは、大きな成果の一つです。
時間への意識
1日のうち自由に使える時間がどれだけあって、そこで何ができるのかを真剣に考えるようになりました。
それに伴って、時間の大切さに気がつきました。
今取り組んでいるタスクにどれだけに時間が必要なのか?
隙間時間にできることはないか?
のんびり過ごす時間はどれだけあれば充分か?
無駄に過ごしてしまった時間はないか?
自分の時間の使い方に無駄が多いことに気づいた今では、必要ないことをどんどん削ることを意識しています。
同時に、他人の時間を極力奪わないように配慮するようになりました。
相手の時間も自分と同じように貴重な時間だからです。
自分の成長を定量化する力
時間を意識するとともに、タスクの成果や作業量を数字で記録するようなりました。
たとえば、私はブログを書くときに時間を測っているのですが、この時に1時間あたり何文字打てたかや、今日の作業量が何千文字・何万文字だったかを記録しています。
また、1日に更新する記事数を決めてそのためにどのように行動したら良いのかを考えるようにしています。
これを意識すると、インプットの質が変わるので、身の回りから得る情報の解像度が上がります。
また、タイピング自体をもっと早くしたいので、「寿司打」などのタイピングゲームで1日10分だけ練習して、その記録を取るようになりました。
他にもたくさんのことを数字で記録しています。
この時に注意しているのは「ゲーム感覚」で楽しめることは記録するということです。
達成できないことで、自信が下がるようなことは避けるようにしています。
↓振り返りの詳細については、この本が参考になります。
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歩み
1日の振り返りをしようと思いってから、3ヶ月が経過しました。
ここまでの歩みを簡単にまとめておきます。
振り返りが定着するまで3ヶ月ほどかかりました。
これから振り返りに取り組む方が見通しを持つのに役立ててもらえたらと思います。
開始1ヶ月目(2021年10月)
1枚びっしり埋めることが出来たのは2日間だけ。
かなり雑多に書いている。
テーマもバラバラでただただ思いついたことを書き続けている。
この時期は、今日感謝したいことや嬉しかったことが中心。
仕事のことやプライベートのことが混ざっていて、何について考えているのか自分でもよく分かっていない様子。
月の半ばから、マーカーを使って大事な部分に線を引くようになっている。←その日のうちに読み返している。
開始2ヶ月目(2021年11月)
1枚びっしり埋めることが出来たのは、5日間。
この時期は1枚を埋めることに注力していた。
振り返りを書くのにどれくらいの時間を要しているかも記録している。
(目的と手段が入れ替わっている気がしないでもない)
他の日は、2、3日分の振り返りで1枚が埋まっている。
この月から、行動の振り返りと翌日の予定を書くようになってきた。
自分がやっていることを客観的に捉えられるようになってきている。
マーカーを2色使い始めた。
開始3ヶ月目(2021年12月)
一枚びっしり埋めたのが16日間。
この頃から、やるべきことのチェックリストを作っている。
具体的に何をやるのかを10〜15個書いている。
また、ブログを書くのにかかった時間や文字数を記録して、もっと早く書くには何を鍛えたら良いのかを考えている。
マーカーは3色使って、「事実・成長」「感情」「次やるべきこと」に分類している。
開始4ヶ月目(2022年1月)
毎日1枚がびっしり埋まる。
振り返りが完全に定着した。
所要時間は30〜40分。
埋めようと思っていなくても埋まる。
マーカーは2種類使い分けて、強い感情を呼び起こしてくれる部分と次やるべき行動に線を引いている。
また、課題を書いたそばから、次にやるべき具体的な行動を書けるようになっているので、そのまま行動チェックリストとして機能している。
抽象的なアイデアが減って、具体的なアイデアの形に落とし込めるようになっている。
例えば、「頑張る」ではなく「いつ何をどれくらい行うのか」という書き振りになっているので、やるべきことが明確になっている。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます。
はっきり言って、振り返りは最強の成長方法です。
自分を成長させるための最低限の土台がふりかえりなのだと感じます。
もっと早くから初めておけばよかった!
自分の書いたことには、誰も共感してくれないし同情もしてくれません。
だからこそ良いのです。
自分に決して言い訳をしないで、次にやることを明確にしていく。
絶えずそれを繰り返すことで、仮説→検証のループが加速していく。
こんなに効果がある方法なのに、多くの人が続けていないのが不思議です。
オススメの方法ですので、ぜひ試してみてください!
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