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【強さと優しさを学ぶ】1000冊以上絵本を読んだ私が選ぶ「ライオンが出てくる絵本」7選【百獣の王】

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こんにちは、よだかです。

みなさんは、ライオンという動物にどんなイメージを持っていますか?

強い・勇ましい・かっこいい・あこがれ、、、。

立派なたてがみのオスは、英雄的なイメージを抱かせることでしょう。

しかし、ライオンの魅力はそれだけではありません。

ネコ科の中でも比較的優しく穏やかな性格の彼らは、家族愛にも溢れた動物なのです。

今回は、そんなライオンをテーマにした絵本を7冊選びました。

ライオンの持つ強さと優しさ、そして新たな一面を感じることのできる素敵な作品達です。

それでは早速紹介していきます!

としょかんライオン


決まりを守れば誰でも入れる場所」とされる図書館になんとライオンがやってきます、、、!

お行儀が良くて気が利くライオンが、子供たちと一緒に絵本を読む描写がとってもすてき!

ストーリーも素晴らしく、決まりと命のどちらを守るのかということを考えさせてくれる内容です。

小学校低学年くらいの子供たちにそういった事を伝えたい時に読み聞かせしてあげたい絵本です。

図書館×ライオンという突拍子もない組み合わせですが、だからこそ読み応えあふれる作品になっています。

ライオンが好きな人にも図書館が好きな人にもぜひ手に取っていただきたい1冊です!

おれはなにわのライオンや

戦争の虚しさや悲しさを伝える絵本です。

表紙になっている絵からは想像できない悲しいラストシーンは、涙なしには読めません。

動物園のライオンにスポットを当てることで、戦争が残す傷跡を新たな角度から知ることができます。

人と人との争いが他の生き物の命にまで関わってくることを感じさせられます。

そもそも他の生き物の命を人の都合の下に扱っていることにも疑問を投げかけているかのような内容なので、命の在り方について改めて考え直してみたいという方にもおすすめです。

ライオンのおとしもの


span class="st-mymarker-s">森の王様として君臨するライオンが王冠を無くしてしまうところから物語は始まります。

その王冠を一緒に探してくれる女の子と一羽の鳥。

ライオンは1日の予定をきちんと決めていて、腕時計までつけてしっかりと行動管理、、、しているはずなのですが、王冠を無くしてからのしょんぼり顔に読者は思わず同情してしまうことでしょう。

なんだかんだと丸一日ライオンの王冠探しに付き合ってくれる女の子と鳥との関わりに心があたたかくなります

ラストシーン間際、女の子が王冠の代わりに”あるもの”をライオンにプレゼントする場面は、特に印象的です。

色彩豊かで可愛らしい絵も相まって、ステキな雰囲気を味わうことのできる絵本です。

ダンデライオン


オシャレになりたいライオンが主人公

キリンのジェニファーさんからお茶会の誘いが来て、思いっきりオシャレをして出掛けようと決めます。

普段のワイルドな出立ちから一転、美容院で髪を整えたり、服装をばっちりキメたりしたライオンはかなりカッコ良くなります!

けれども、オシャレをしすぎて誰だか気づいてもらえません。その空回りっぷりがちょっと悲しくて、、、。

おしゃれをしてして、プレゼントも用意して、それ故に誰だか気づいてもらえないライオンが迎える結末とは?

ライオン自身は一生懸命なのですがどこかズレてしまっている滑稽さがこの作品の見どころです。

本作のライオンには、気弱で可愛らしいという表現がピッタリです。

可愛いらしいライオンを楽しみたい方は、ぜひ本作品を手に取ってみて下さい!

やさしいライオン


アンパンマンの作者・やなせたかしさんの描く親子愛がこの本のテーマです。

みなしごライオンを育てたのは優しい母犬。人間の都合で引き離されてしまう親子でしたが、2匹の間には確かにつながる親子の絆が描かれています。

表紙こそほのぼのとした雰囲気ですが、種を越えて思いあう絆を感じさせるストーリー展開が何とも切ない、、、!

ラストシーンの感動は今回紹介する7冊の中ではナンバーワンです。

絆が紡ぐ感動を味わいたい方におすすめの1冊です。

Tシャツのライオン


お姉さんのダニエラからもらった可愛いライオンのTシャツがお気に入りのイタマル。

けれども、そのライオンが突然Tシャツから抜け出してきて「おっかない ライオン に なりたい」と言い出します。

ライオンの望みを叶えるために手を貸すことになるイタマルとダニエラ。

ドタバタ劇の中で心を彼らが心を通わせて「仲間」になっていくストーリーがステキです。

姉妹編の「かようびはシャンプー」も併せてオススメ!

とんでもない


どこにでもいるふつうの男の子であることを自覚しているボクが様々な動物を羨ましがるも、それぞれの動物に「とんでもない」と切り返されてしまうストーリー。

鎧のような皮膚を持つサイや軽快にぴょんぴょん飛び跳ねるウサギ、、、。「いいなぁ」と羨むボクですが、彼らには彼らなりの苦労がある様です。

この絵本、ライオンが出てくるのはほんの一瞬です。

けれども、そのワンシーンになんだか微笑ましくなってしまうのです。

動物たちの表情に漂う人間味が、この本の1番の魅力!

みんなそれぞれに良いところがあるんだという当たり前かつ深いところを素直に感じさせてくれる作品です。

当たり前の大切さを今一度実感したいという方にオススメしたい絵本!

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

いかがだったでしょうか?気に入った絵本見つかりましたか?

ライオンが勇猛なイメージを持つことを前提に描かれたこれら7冊。

イメージとのギャップを体験できるのも絵本の良いところですね。

今までと違う新たな発見がある作品が見つかって、ライオンをもっと好きになるきっかけにしていただけたらと思います。

今後もみなさんのお役に立つ情報を発信してきます!

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