自己啓発 読書

【キングオブ自己啓発本】7つの習慣 やさしく解説! Part.0【スティーブン・R・コヴィー】

Pocket

どうも、よだかです。

あなたは「7つの習慣」という本をご存知ですか?

これは、自己啓発本の金字塔とも呼ぶべき本で、あらゆる成功法則の根幹に通ずることが書かれています。

多くの成功者たちも、本書を推薦しています。

しかし、内容があまりに濃すぎるため、この本を読んだ人の多くが本書の効果を活かせていません。

そこで、本書の内容を8ステップに分けて解説していきます。

全8回の講義を受けるつもりで、楽しんでいってください!

本書・本記事を読んでほしい人

・「7つの習慣」を読んだことがない

・正直、自己啓発本って胡散臭いと思っている

・7つの習慣を一度でも読んだことがある

己を知る

パラダイムシフトを起こす

私たちは、物事を見るときに自身の価値観を通して見ています。

ありのままの現実を認識するのは、100%不可能です。

なぜなら、成長とともに世界の見方を無自覚に学んできたからです。

あなたは、自分の考え方や価値観がいつ、どこで、どのようにしてつくられたかをはっきりと説明できますか?

きっとできないはずです。

世界の見方=”パラダイム”が、個々人の世界を作っているのです。

多くの人は、自身の”パラダイム”に無自覚に過ごしています。

自分の見ている世界が他人の見ている世界とは違うということに疑いを持たないため、人間関係の摩擦が起こり、様々なトラブルが起こるのです。

自分と他人は違う

文字にするとたったこれだけのことなのに、理解するのは本当に難しいですね。

私たちは、お互いに自分の価値観で他人を評価しています。

それが社会的評価となって、私たちを覆っています。

それが現代における大きな問題なのです。

社会的評価の比重が大きくなることで、本来の人格が蔑ろにされている現代。

著者は、そのことを過去に出版された”成功法則がまとめられた本”を徹底的に読み込んだことによって気がつきます。

「過去50年にわたって出版されてた本は、内容が薄くなっている。個人がその場凌ぎで問題に向き合う方法ばかりが書かれている」

「150年ほど前は、そうでなかった。その頃は、ベンジャミン・フランクリンなどの自伝等を筆頭に、人格を磨くことに根ざした本が出版されていた」

「現代に必要なのは、人格そのものを磨いて、問題の根本を解決に導く思考を回復させることなのだ」

内なる自分の力を使う

インサイド・アウトのアプローチ

そのために必要なのは、外部からの評価に頼る思考ではありません。

まずは、自分自身が「世界を見たいように見ている」ことに気づくこと。

価値観というフィルターは厄介で、それを掛けていることに気付くことは難しい、、、。

その壁を突破するのが、自分自身の内面から発せられる「インサイド・アウト」のアプローチなのです。

全ての問題は人間関係から生じる

私たちは、知らず知らずの間に周囲からの評価を自身の価値基準にしています。

本来は、私たちの内側には原則に則った行動基準があります。

どんな問題も、その原因の行き着く先は人間関係です。

つまり、自分自身が人間関係における原則に逆らわなければ良いのです。

新しいレベルの思考をしよう!

習慣が人格をつくる

ものの見方は、それがそのままその人の在り方になります。

そして、その人の在り方もまた、ものの見方に影響します。

見方と在り方は、お互いに影響し合うのです。

ここを突破しない限りは、思考は堂々巡りするばかり、、、。

問題を生み出した時の思考レベルでは、その問題を解決することはできない

だからこそ、まずは自分の内面=”人格”を磨いていくことに集中しなければなりません。

人格は、繰り返し行うことの集大成

「7つの習慣」が伝えてくれるのは、人格を磨き抜く7つのアプローチです。

本書を丁寧に読み解き、地道に実践を繰り返すことで、あなたの人格は少しずつ確実に変化していくことを約束します。

成長の連続体・成果と能力のバランス・3つの資産

そのための指針として、一つは「依存→自立→相互依存」という「成長の連続体」を意識すること。

人生は、本質的には相互依存です。

「私的成功が公的成功につながる」という原則があります。

もう一つ、大切なことは、”望む結果”と”それを生み出す能力”のバランスを取ること。

結果ばかりを追い求めても、能力ばかりを突き詰めてもいけません。

両者のバランスを取ることは、本書を読み解く上でキーポイントとなります。

最後に、3つの資産(物的資産・金銭的資産・人的資産)を育むことを忘れずに!

それぞれ、物の所有すること、稼ぐための手段、そして人間関係のことです。

まとめ

Part.0はここまで。

今回の記事では、本書の土台となる部分を整理しました。

「己を知る」「うちなる自分の力を使う」「新しいレベルの思考をする」

次回の記事では、第1の習慣「主体的になる」をまとめていきます。

幸福とは、最終的にほしい結果を手に入れるために、今すぐほしい結果を犠牲にすることによって得る果実に他ならない

本書の内容は、本当に基本的なことであり、それゆえに非常に厳しいものでもあります。

大変本質的な内容であるからこそ、内容を掴むのにも時間がかかります。

成功法則の王道が凝縮された濃厚な一冊を一緒に楽しんでいきましょう!

あわせて読みたい
【キングオブ自己啓発本】7つの習慣 やさしく解説! Part.1【スティーブン・R・コヴィー】

どうも、よだかです。 本記事は「7つの習慣」をやさしく解説する第2回目です。 「キングオブ自己啓発本」である本書。 この本の内容を実践する全ての土台が、第1の習慣「主体的である」です。 これは「自分の ...

続きを見る

【ネタバレあり】ink【映画紹介】

どうも、よだかです。 今回は「ink」という映画の紹介です。 これは、親子愛をテーマにしたヒューマンドラマ。 ファンタジー要素もちょこっとだけアリ。 場面の繋ぎ方や説明が少ないストーリーの見せ方もとて ...

続きを見る

-自己啓発, 読書