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【セミリタイアの教科書:株式編】米国株で始める100万円からのセミリタイア投資術

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どうも、よだかです。

あなたは、セミリタイアに興味はありますか?

今回紹介する本は、米国株について本気で勉強して20年先を見越してセミリタイアしたい方に向けて、非常に再現性の高い方法を授けてくれる本です。

「米国株で始める100万円からのセミリタイア投資術」でその一歩目を踏み出しましょう!

もちろん、株式投資は自己責任。

けれども、セミリタイアの方法としては、かなりの確率で成功をもたらしてくれる手段でもあります。

時間をかけて着実に資産を増やしたい方や、株式投資で増やした資産を賢く運用してセミリタイアを目指したい方は、読んでおいて絶対損しません!

冒頭でサラッと書かれていますが、著者のたぱぞうさんは、2000年に投資を始めて2019年にセミリタイアしたとのこと。

20年にもわたる知見を1冊に凝縮した本が有益で無いわけがありません!

本記事を読んで少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本書を手に取って読んでみてください!

それでは早速、本書の内容を魅力を紹介していきます!

本書・本記事を読むと分かること

・株式投資から始めてセミリタイアするロードマップ

・株式投資は楽じゃないということ

・何事も勉強と自己決定が大事だということ

セミリタイアまでのロードマップはこれだ!

ペーパーアセットで増やした資産をハードアセットに置き換えていく。

つまり、株式投資で増やしたお金を、不動産や太陽光発電などの資産に変えていくという戦略です。

元手の少ないうちは、短期・中期で大きな変動幅があるものに投資をする。

元手が大きくなってきたら、長期で変動幅が少なく安定した利益を生むものに置き換えていく。

非常にシンプルな結論ですが、結局はこれが最強です。

基本的には、不動産は爆発的な利益を上げづらい代わりに、値下がりのリスクも低いです。

不動産などの大きな資金を必要とするビジネスは、参入障壁が高いので、巷に溢れかえる下手なビジネスよりもよっぽどライバルが少ないといえます。

もちろん、資本家同士が争うわけですから、高レベルの戦いになることは間違い無いのですが。

リスクとリターンはトレードオフ。

本書の真髄は、値動きの激しいマーケットとそうでないマーケットの区別を見切る思考を得られる点にあります。

まずは1000円の投資から始めてみよう!

株式投資が怖いと思っているのなら、それはひとえに勉強不足だと言わざるを得ません

もう何年も前から分かりきっていることですが、日本円のみで貯金を続けることはリスクを伴います。

資産としての”円”が価値を持ち続ける保証は、どこにも無いからです。

日本は、そもそもその国民性がイノベーションを阻害しているので、新しい技術というものが生まれにくい。

それはそのまま、新たな産業が興りにくいことを意味します。

つまり、日本円だけをホールドしていたり日本株だけに投資することは、資産を増やすという目的においてはあまり賢い選択とは言えません。

現代日本においては、投資をしないこと自体が大きなリスクと言えます。

一方で、投資をすれば、世界の経済状況にも興味が湧いたり、お金そのものの価値を考えるようになったりといいことづくめです。

私自身も、失ってもダメージの少ない額から株式投資を始めて、お金を増やすことができています。

投資は、人生の視野を広げて、選択肢を増やしてくれるのです!

本書には、投資する参考になる銘柄が詳しく解説されています。

あなたが投資を始める際の心強い相方になることは間違いありません!

資産額別の運用プラン

本書で紹介されているロードマップは特に有益です。

長い目で見て資産運用する基準になりますので、短期的な欲望に突き動かされそうになった時は、いつもこれを見返すと良いでしょう!

マス層:100万〜500万

時間を味方につけて、お金を貯める技術を磨く時期

安定した収入を得て、自分の属性を磨く。

会社員、公務員、自営業、経営者、、、。

あなたがこれからどんな人生を送りたいのかによって取るべき選択肢が変わります。

安定した収入があるからこそ、じっくりと考えながら、”失っても良い額”で積立投資を進めていく。

勉強代だと思って、資産形成の土台を作るのです。

積立投資・NISA・iDeCoを活用して複利の力を効かせる土台を整えましょう。

年利5%弱で、月7万円を40年間積立投資すると40年で資産は1億円を超えます。

40年間耐えられる方は、このプランでもセミリタイアが可能です。

1億円の資産があれば、年利4%の運用利率で生活していくことは十分可能なのですから。

マス層:500万〜3000万←よだか 今ここ

資産が貯まってくると、福利の効果をわかりやすく感じられるようになります。

サテライト投資を意識する時期ですね

このステージに来たら、資産の一部を特定の分野や銘柄に集中投資しましょう。

資産500万円というのは、しばらく生活していくには充分な額です。

ここにおいて初めて、大きなリスクを取れるようになります。

コア投資である積立投資から一歩外に出て、より大きなリターンを得られるマーケットに足を踏み入れる段階とも言えますね。

ETF(上場投資信託)や不動産投資が視野に入ってくる時期でもあります。

ETF上場投資信託とは?

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よだかのつぶやき

私自身は、資産が500万を超えた頃から、そのうちの5分の2ほどを特定の分野に投資する方針に切り替えました。

ここから先は、自分自身の勉強が非常に大切になってきます。

自分の興味関心が強い分野への投資が望ましいと考えています。

なぜなら、興味関心の強い分野は、そのマーケットの動向を調べるのが苦にならないからです。

私個人は、仮想通貨やNFT、DeFiなどのマーケットに非常に高い関心があるので、その分野への投資も増やしている最中です。

準富裕層:3000万〜5000万

リスクヘッジのための資産分散をする時期

資産管理用の法人を作ったり、不動産投資を始めるのに最適な時期でもあります。

ペーパーアセットでも、不動産投資信託を利用することで、不動産投資を行うことができます。

いわゆるREIT(リート)と呼ばれるものですね。

ただし、REITは”値動きが激しいこと”と”配当控除が受けられないこと”を抑えておきましょう。

また、融資を使わないため、レバレッジ効果も得られません。

↓以下の記事が参考になるかと。個人的には旨味は薄そうです。自分で不動産を購入した方が良さそう、、、。

REITのメリット・デメリット

2019年の調査によると、この層にいる世帯は、約712万世帯。

約5400万世帯のうち、13%ほどの割合です。

ここまでくると、全世帯のうちの約8分の1ですので、資産額的には充分優秀な方々といえるでしょうね。

よだかのつぶやき

正直、ライフスタイルによっては、資産3000万円でも福利のみで生活することが可能です。

資産3000万円の年利4%で120万円。

家賃や生活費を抑えて、月々の生活費を10万円以下の生活を送れば良いのですから。

最も、有事の際の出費を考えると資産3000万円では心許ないですね。

準富裕層:5000万〜1億

セミリタイアできるかどうか具体的にチェックする時期

セミリタイア後に、いくら使うのか?という視点で考えてみましょう。

資産5000万円あれば、独身者でもセミリタイアできる可能性が高いです。

資産5000万円で年利3%のインカムだと150万円。

月々の生活費が10万円以下なら生活できます。

地方で家賃が低い家に住み、アルバイトなどをしてのんびり暮らすことが現実的に可能。

実現のために押さえておくべきことは2つ。

・資産の運用でインカムを得るだけでなく、取り崩す手法を入れること

・毎月無理なく働いて、5〜10万円の収入を得ること

一部のネット証券のサービスには、毎月一定金額を取り崩すサービスを行なっているものもあるので、それを利用することができます。

また、毎月の収入が少しでもあれば、その分、セミリタイアに必要な資産は少なくて済みます。

よだかのつぶやき

個人的には、このステージに想いを巡らせて、具体的なイメージを持てるかどうかが超重要だと考えます。

セミリタイアを目的ではなく手段だと捉えることで、今この瞬間の行動を最適化できるからです。

自分の目指す姿を具体的に思い描くために、セミリタイア後の生活にかかるお金を具体的に算出しておきましょう!

富裕層:1億円超

これ以上の層に属するのは、全世帯の2%ほど。

資産管理法人を設立することを検討する時期

個人の所得税率が高い場合は、法人に所得を分散させることで税負担を抑えられる可能性があります。

法人のメリットは、なんと言っても”国からの優遇措置を受けられる”点にあります。

よだかのつぶやき

コロナ禍においても、持続化補助金や融資が受けられることで、個人事業主や法人が守られる政策が打たれてきました。

国の産業を活性化させるには、働き口をつくる人にお金を回すこと。

困窮している方に資金を回すだけでなく、働き口を提供するビジネスオーナーにお金を回すことを意識するということは、最近に始まったことではありません。

法人が優遇されるシステムがあるということを知っておくことには、資本主義を理解する上でも大きな価値があります。

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

本書を読むことで、具体的な資産形成のロードマップをイメージできるようになります。

特に、投資すべき銘柄の選定に非常に役立つのが嬉しいところ!

あとは実行するだけ。

株式投資をちょこっと経験している私も、この本を読んで改めて資産形成のロードマップを見直してみました。

私自身は長期保有できる株式に投資しながらも、リスクの少ない別のビジネスも展開している途中です。

一度購入したら一定期間は放置しておける株式投資というものは、非常に優れた投資手法だと言えます。

何より、長期保有を前提としたルールを自分で決めてしまっているので、短期の値動きで気分を左右されることがありません。

株式投資は、初めのうちこそ勉強がしんどいかもしれませんが、一度覚えてしまえば、長い人生において資産を増やすために強力な武器になることは間違い無いです。

ぜひ、本書を手に取って、株式投資の経験を積むきっかけにしてみてくださいね!

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