【感想・まとめ】medium 霊媒探偵城塚翡翠【相沢 沙呼】
こんにちは、よだかです。 相沢 沙呼さんの「medium 霊媒探偵城塚翡翠(れいばいたんてい じょうづかひすい)」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 ミステリー大賞や本屋大賞など様々な賞において何と5冠を達成している本作。 最近読んだミステリーもののなかでは、頭ひとつ抜けて面白かったです。 美少女・霊能力・殺人事件・推理、、、。お馴染みの要素が詰まっていて、楽しく読むことができますが、本作の真の魅力はそれらとは別にあります。 本を読み慣れた方にとっても、嬉しい裏切りが待っています! ”全力で読者を ...
【感想・内容まとめ】ひとり起業家大辞典【企業家のマインド】
こんにちは、よだかです。 「ひとり起業家大辞典」を読み終えたので、感想・内容をまとめていきます。 総勢20名の企業家が、それぞれの立場から”起業”についての知見を述べる本書。 本書の魅力は、社員を雇わずに1人でビジネスをしている起業家たちにスポットを当てていることです。 インターネットの普及によって個人の発信が容易になった現代、私たちは様々な場面で”成功者”の姿に触れることができるようになりました。 ビジネスを個人の力で展開することが可能になったことを本書は伝えてくれています。 今まさに、ビジネスそのもの ...
【感想・まとめ】生物はなぜ死ぬのか【小林武彦】
こんにちは、よだかです。 小林武彦さんの「生物はなぜ死ぬのか」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 生物学者の著者が”生物の死”について科学的な観点から解説する本書。 図や表も織り交ぜながら詳しく解説をしているので、データの処理が得意な方はより一層楽しめる内容です。 一方、私のようにテキストから思考を深めたいタイプの人にとっては、ややしんどく感じました。 後半は教育や社会の在り方についての考察も述べられていたので、その部分を読み込んでみるのもありです。 学術的な内容が中心で、科学的な考察が好きな方に ...
【感想・まとめ】老いる意味【森村誠一】
こんにちは、よだかです。 森村誠一さんの「老いる意味」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 書店にて見かけて気になったので購入した1冊です。 筆者は現役の作家で、なんと現在88歳だということ。 その歳まで現役で作品を生み出し続ける思考や生き方が分かりやすくまとめられています。 明快な答えがあるわけではなく、丁寧な生き方を感じさせてくれる本です。 うつ病、余生、死、健康、夢などをテーマに紡がれる言葉の数々はシンプルでいて説得力があります。 そして”経験が人生を作る”ということを強く感じさせてくれます。 ...
【感想・まとめ】森が呼ぶ【宇津木健太郎】
こんにちは、よだかです。 宇津木健太郎さんの「森が呼ぶ」を読了したので、感想をまとめていきます。 国内最大級の小説投稿サイト"エブリスタ"と"竹書房"による「第2回最恐小説大賞」長編部門にて”大賞”を受賞した作品です。 ホラー、離れ里、宗教、虫、伝承、、、。 和風なホラー要素をふんだんに盛り込んだ小説で、後味の悪い読み心地が本作品の魅力です。 特に中盤からの加速感が凄まじく、不気味な雰囲気が一気に高まる展開をたっぷりと楽しみました。 物語のエンディングには賛否ありそうですが、私自身は好きな終わり方でした。 ...
【感想・まとめ】琥珀の夏【辻村美月】
こんにちは、よだかです。 辻村美月さんの「琥珀の夏」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 教育、自律、大人の世界と子供の世界、敵と味方、素直さの功罪、、、。 主人公の現代パートと子供時代パートが交互に描かれながら展開するストーリーで、子供と大人のすれ違いが描かれます。 教育の成功とは洗脳なのかもしれないということを感じさせてくれた1冊。 教育観をアップデートし続けたい全ての大人に届いて欲しい作品です。 あらすじ 静岡県の”とある施設”跡で少女の白骨遺体が発見されます。 弁護士の近藤法子は「その少女は ...
【強さと優しさを学ぶ】1000冊以上絵本を読んだ私が選ぶ「ライオンが出てくる絵本」7選【百獣の王】
こんにちは、よだかです。 みなさんは、ライオンという動物にどんなイメージを持っていますか? 強い・勇ましい・かっこいい・あこがれ、、、。 立派なたてがみのオスは、英雄的なイメージを抱かせることでしょう。 しかし、ライオンの魅力はそれだけではありません。 ネコ科の中でも比較的優しく穏やかな性格の彼らは、家族愛にも溢れた動物なのです。 今回は、そんなライオンをテーマにした絵本を7冊選びました。 ライオンの持つ強さと優しさ、そして新たな一面を感じることのできる素敵な作品達です。 それでは早速紹介していきます! ...
【感想まとめ】疾走【重松清】
こんにちは、よだかです。 重松清さんの小説「疾走」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 これは、1人の少年の人生を描いた物語。 重たい雰囲気が絶え間なく襲いかかってくる作品です。 読書好きの私でも、スラスラと読み進めるのは流石にすこ〜し苦痛でした。 部落差別・いじめ・孤独・家族愛・隣人愛・犯罪・絶望・僅かな救い、、、。 様々なテーマが見事に絡み合った素晴らしい作品であることは間違いありません。 人生ハードモードという言葉でさえ生ぬるく感じるストーリーですが、僅かに救いとなる部分もあります。 読んでい ...
【感想まとめ】トラッシュ 【増島拓哉】
こんにちは、よだかです。 小説「トラッシュ TRASH」を読み終えたので、感想をまとめていきます。 20代前後の若者の集団犯罪を描く物語で、何者かになりたいのだけれど何者にもなれない焦ったさがひしひしと伝わってくる作品でした。現状、充分に満たされていたとしても、本人がそれを受け入れられないのなら決して幸福にはなれないのだということを教えてくれる作品でもあります。 あらすじ 自殺サイトに集まった6人のメンバー。18〜20歳の彼らはそれぞれの抱える苦しみのもと集団自殺を試みるが、あえなく失敗してしまいます。し ...
【見る・読む・探す】1000冊以上絵本を読んだ私が選ぶ「親子で一緒に遊べる絵本」7選【プレゼントにも!】
こんにちは、よだかです。 みなさんは、絵本で遊んだ思い出はありますか? 迷路・パズル・間違い探し・物を探す系からトリックアート系の絵本まで、時間を忘れて夢中になれる絵本がたくさんありますね。 頭を使って楽しむ喜びは、子供だけでなく大人にもあるもの。 子供の頃のワクワクを思い出させてくれる素敵な絵本たちを紹介します。 もちろん、小さなお子さんと一緒に楽しむのにも最適な作品です! 絵本を楽しみながら頭を使う経験にもなるちょっとお得な絵本を7冊選んでみました。 それでは早速紹介していきましょう! どこどこセブン ...