どうも、よだかです。
今回紹介する映画は「ユージュアル・サスペクツ」。
クライム・サスペンス系の最高峰としてよく名前があがる作品ですね。
数年前に観たのですが、ラストシーンの印象が強すぎて、先日改めて観た時も同じように衝撃を受けました。
ラストシーンでのどんでん返しもさることながら、劇中での仕掛けも緻密で面白い!
早速紹介していきます!
こんな人にオススメ
・最高のどんでん返しを体験したい
・クライムサスペンスが好き
・2回目見ても楽しめる映画を知りたい
総合評価・あらすじ
アメリカ西海岸の埠頭で起きた犯罪事件の真相に迫る映画。
大量のコカインと9千万ドルが消え、それを乗せた船は爆破される事件が起こる。 生存者はキントと言う中年男。
そして、大怪我をしたハンガリー人の男性。
キントは過去に犯罪歴があり、警察は彼の取り調べをすることになる。
一方、ハンガリー人の男性はうわごとのように「カイザー・ソゼ」と繰り返す。
「カイザー・ソゼ」とは犯罪者たちを震え上がらせる裏社会の伝説的人物であった。
ソゼは事件の真相にどう関わっているのか?
キントの証言と、警官たちの取り調べにより物語が進んでいく。
生存者キントの回想によって、振り返られる事件の経緯。
どんでん返しが秀逸で、ラストシーンの衝撃が忘れられない。
また、回想の中に現れる様々なヒントも見所である。
登場人物のキャラが立っていて、それぞれの関わりから目が離せない!
総合評価星4つ【★★★★☆】
ここが良かった!
この映画は非常に心地よい裏切られ感があります。
キントの回想によって物語が進んでいくのですが、その合間合間に警察官とキントとのやりとりが描かれていて、そこには多くのミスリードがあります。
彼自信が何者なのかということを示すヒントが回想の中で出てくるのですが、これはあくまでキントの作り話なので、真実とは別にキントの嘘がいくらか混じっているということになります。
しかし、警官にはそれを疑うだけの確証がありません。
映画を見ている私たちも一緒です。
つまり、私たちは警官の立場で物語を追っていくと言うことになるのです。
ここでキントに巧みにミスリードされているという事がわからないまま物語を追っていくことになるので、ラストシーンの衝撃はひとしおです。
一度映画を見終わった後に、考察サイトなどを覗いて、もう一度映画の細かい部分を見ていくと言う楽しみ方が出来るのも魅力の1つ。
ぜひいちどネタバレなしで最後まで見て欲しい!
印象に残ったシーン
なんといってもキントと警官のやりとりがミスリードを誘いまくっていて面白い。
一度ラストシーンを見ると、キントのセリフの中にいかに多くのミスリードが混じっているかということがわかります。
途中で出てくる人物の名前や彼の行動のひとつひとつに不可解な点を全く感じないのはさすがだと思いました。
警官の横暴に対して思わず振り払ってしまうと言うシーンは、1周目を見た時は全く気づかず、2周目を見て「あ〜そうか」と驚いたのはよく覚えています。
この映画を見た人が必ず印象づけられだろうラストシーンも必見です。
「カイザーソゼ」が誰だったのかをまざまざと見せつけられるラストシーンは、この映画を多くの人に決定的に印象づけたことでしょう。
事実、私も物語の内容までは詳しく覚えてなくてもこのラストシーンは完全に覚えていました。
その上でもう一度映画の内容をなぞっていくと、この映画をより深く楽しめることと思います。
まずは1回見てみて、もう一度ラストシーンをなぞる。
これがこの映画のお勧めの楽しみ方です。
ラストシーンの衝撃を知っていてもなお、映画の途中の仕掛けを楽しめるのは非常に嬉しいですね!
また、犯罪に関わっていくそれぞれのキャラクターも魅力的に描かれています。
メインで登場するキャラクターは全部で5人いて、それぞれのキャラが立っているのなぁと思いながらストーリーを最後まで楽しむことができました。
特に、ガブリエルバーンの演技が圧巻で、他のキャラクターをまとめ上げる重厚なボス感が出ています。
物語の中では大物犯罪者として扱われている彼の過去が語られるのも面白い。
各キャラクターの個性を丁寧に描いていて、それぞれのやりとりがテンポの良い掛け合いになっているのが楽しい!
犯罪映画を見てるのにそれぞれのキャラクターを応援したくなってしまうのは、脚本の見事さによると思いました。
↓アマゾンプライムビデオで観れます!
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