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【日々を丁寧に送りたい】半径5メートルの野望【はあちゅう】

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こんにちは、よだかです。

今回紹介するのは、はあちゅうさんの「半径5メートルの野望 完全版」です。

ブロガー・作家、最近はVoicyのパーソナリティなどとしても活躍されている方です。

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本書は、日常と丁寧に向き合うための指南本です。

こんな人にオススメ!

・夢を叶える方法を知りたい方

・多少厳しくされても良いから、自分を高めたい方

・はあちゅうさんの頭の中を知りたい方

読んで終わらせるだけではもったいない一冊。

この本の中で心に響いた言葉を大事にとっておいて、人生を生きるヒントに変えていきましょう!

今を生きる目的

あなたは今日1日を丁寧に生きていますか?

もし、そうならその根拠は何ですか?

いきなり厳しい質問ですが、これを明確に答えられる人は少ないのではないかと思います。

自分が納得できる答えを持っている人とそうでない人とでは、1日の充実度や成長速度は全く違ってきます。

自分自身の気持ちに真剣に向き合って、そこから行動する。

ちょっとした気持ちの高まりやワクワクを敏感に感じ取って、それに伴ったチャレンジをしてみる。

初めは、どんなに小さなことからでも構いません。

ちょっとしたワクワクを丁寧に拾い上げて、自分の人生を彩るパーツにしていく

その繰り返しが、充実した人生を創るのです。

”今この瞬間”の集積が、未来を創ります。

私たちにできるのは、今この瞬間に行動すること。

本気で変わりたいのなら、無目的にダラダラ過ごすのは少しずつ減らして、自分を成長させてくれることを選ぶ習慣をつけていきましょう。

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本気を出して1ヶ月頑張ってみる

人は弱い生き物です。

まずこれが大前提。

それを受け止めた上でしか、真の意味での成長はありません。

弱い自分を戦おうとするから苦しいのです。

倒すのではなく、一緒に成長するくらいの気持ちがちょうど良いのです。

確かに、一時は歯を食いしばって耐えることも大切です。

本気で達成したいことがあるなら、やりたくないことも通らなければなりません。

基本的には、やりたくないことの方が多いでしょう。

けれども、それは成長の証なのです。

人の脳は、本来、変化を嫌うようにできています。

今まで獲得してきた習慣を手放すことに、強烈な違和感や嫌悪感を思えるようにプログラムされています。

だからこそ、無意識の抵抗を感じたときは、成長のチャンスだと思って欲しいのです。

ここでは、”弱い”ということを”変化できない”という意味で使っています。

けれども、同時に人間は”環境に適応”できる動物でもあります。

思考レベルと本能レベルのせめぎ合いが、”変化を妨げている”のです。

本能レベルでの変化を徐々に作り出してくれる取り組みが、日々を丁寧に生きることなのです。

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生き方を探る道のりが個性になる

成功者と呼ばれる人達は、並々ならぬ努力をしています。

努力をしていることが当然の世界です。

あなたは、努力をしていますか?

ここで大切なのは、「努力を続けられるものを見つけられているかどうか」です。

誰にも言われなくてもついついやってしまうもの。

やっているだけで、自然と集中できるもの。

達成した時に大きな喜びを感じられるもの。

その成果を、自分自身で喜べるもの。

自分自身の内側からエネルギーが湧いてくるもの。

続けようする工夫が、ほとんど苦にならないもの。

努力とは、あくまで他人からのジャッジです。

気づいたら、それが”努力”と言えるレベルに到達しているものです。

努力を努力と思わなくても済むものを探してみましょう。

そうは言っても、自分の強みなんかなかなか見つからない、、、。

そう思っている人におすすめの方法があります。

それは、周りの人が頑張っていることに目を向けることです。

あなたが気づいた誰かの頑張りは、実はその人にとっては自然にやっていることも多いものです。

その頑張りを伝えることで、あなたの中に”努力のアンテナ”が増えます。

それを続けることで、周りの人からあなた自身の強みを伝えてもらえたり、気づかせてもらえたりする機会が増えます。

気づいたということは、自分との違いが分かったということ。

これも、日常を丁寧に生きることがから始まります。

その日出会う人たちが、何を頑張っているのか。

その人たちの行動やあり方から、どんなことを努力と感じるか。

誰かのことを知ろうとすることは、自分自身を深めていくことと同じです。

人は、権威性からは逃れられません。

多くの人が良いと思っているものほど、価値があるように感じて手に入れたくなります。

人気があるものはどんどん人気が集まるようなっています。

だから、その思いを上手に利用することができれば、自分の成長に大きくブーストをかけることができます。

これが欲しい、いいなという思いを無視しないで丁寧に向き合う。

その上で、その気持ちを分解していく。

日々に丁寧に向き合うには、心を整えておく必要があります。

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大事にしたい言葉を貯金しよう

自分の経験をコンテンツにするには、とにかくアウトプットすることが大事です。

その中で、自分の言葉で整理するクセがつきます。

文章を書くということをもっともっと得意にしていくためには、量をこなすこと。

練習した分だけ上手くなります。

ただ闇雲に練習するのではなく、お手本にしたい人や学びの指針となる資料を参考にしながらセルフチェックしていくこと。

”書くことは自分に深く潜っていく作業”

ひたすらに自分を掘り下げていくのは苦しい。

苦しいなんて言葉では足りない。

けれども、それを通り過ぎないことには自分の言葉にたどり着くことはできません。

他者と違うから、生き方がコンテンツになるのです。

自分自身の生き方を、まずは自分自身が全力で楽しむこと

自分が自信を持って”楽しい”と勧められる生き方に挑戦し続けていきたいです。

長い目で見て、”今”を全力で生きる

自身のキャリアを2〜3年スパンで、長期的に捉えることは本当に大事です。

今取り組んでいることは、未来につながることでしょうか?

私自身も、今の立場で仕事をさせて頂くために、ある程度の努力はしてきたつもりです。

けれども、それが所詮”ある程度”に過ぎなかったのだということを痛感しました。

確かに、仕事を始めたばかりの過去の自分から見れば、ずいぶん遠くに来たように感じます。

仕事を効率よくこなすようになり、肩の力を抜いていても一定量の成果は出ます。

チームのメンバーとも上手く折り合いをつけて気持ちよく仕事ができていますし、上司や同僚にも恵まれている方だと感じます。

数年間、その場に留まって努力をすれば、どんな人でも成長するものです。

そして、それにあぐらをかいた瞬間、成長は止まります

自分が仕事に求めていたものってなんだったのかな?と改めて見つめ直してみると、もう今の職場で自分を成長させてくれるも機会は減ってきているなと実感します。

決して、今の仕事に価値がないと言いたいわけでないのですが、心の底から望んでいることとのズレを感じてしまいます。

人生において本当に必要なことって、案外少ないものです

自分の近くにあるチャンスに気づいて、それをつかみ取る努力をする。

自分がいる場所を深めていく努力を続けていきたいし、続けることで自分の本当に求めていることが分かってくるのだと思います。

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

本書は、読んでいて元気をくれる言葉にたくさん出会うことができます。

そして何より「読むだけで満足するな!」と訴えかけてきます。

日々を丁寧に生きるということと、エネルギー高く生きることは両立するということを考えさせられました。

月並みな言葉ですが、バランス感覚を意識する上でも本書からの気づきはとても大きかったです。

おすすめの本ですので、ぜひ手に取ってみてください。

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