こんにちは、よだかです。
今日は、「人のためにならなきゃ」と頑張りすぎてしまう人に向けてお話しします。
私自身、もともと自分に強い興味関心を持つタイプで、
正直に言ってしまえば、他人への興味はそんなに強くない。
そんな私が、「誰かの役に立たなきゃ」「貢献しなきゃ」と考え始めると、
どんどんしんどくなっていってしまったんですよね。
でも、あるとき「共有軸」という考え方に出会って、一気に心が軽くなりました。
この記事はこんな人におすすめです
- 自分本位な行動が“悪いこと”のように感じてしまう
- 「誰かの役に立たなければ意味がない」と思ってしまう
- やりたいことがあるのに、つい我慢してしまう
「自分が第一」で、いいんです
私は、“人の役に立とう”として行動するよりも、やりたいことに集中した結果、誰かのためになっていたという方が気持ちがラクです。
でも、世の中では「他人のために行動するのが正しい」という価値観が強く感じられますよね。
- 人のために尽くすことが美徳
- 相手を優先することが正しい
そういった考えに触れるたびに、
「自分がやりたいことを優先するのはワガママなんじゃないか」
という罪悪感に襲われていました。
自分軸 vs 他人軸──この二択に縛られていた
よく聞く「自分軸」「他人軸」という言葉。
自分の行動がどちらに寄っているかを考える視点ですが、
私にはこの二分法が逆に自分を縛る枠になっていました。
「あなたは自分軸が強すぎる。だからもっと他人を意識しなきゃ。」
そんな内なる声に支配されて、
「らしさ」よりも「正しさ」を選びがちになっていたんです。
「共有軸」という救いの言葉
そんなとき出会ったのが、**「共有軸」**という考え方でした。
自分軸と他人軸の間にある“グラデーションのような領域”。
- 自分のためにやっていたことが、誰かにとってもプラスになる
- 自分と他人が、ちょうど重なり合うところで動いている
この感覚を持てたことで、
「全部“誰かのため”にしなきゃいけない」という思い込みから解放されたんです。
自分⇄共有⇄他人というイメージを持つだけで、
生き方がぐっと柔らかくなる気がしました。
二項対立から自由になろう
さらに気づいたのは、私はいつも“二項対立”に縛られていたということ。
- 良い / 悪い
- 自分 / 他人
- デジタル / 自然
- 正解 / 不正解
こんなふうに、白か黒かではっきりさせようとしていたんです。
でも、世界って本来グラデーションですよね。
「わからないまま保留しておく」
「その間で揺れていていい」
そう思えたことで、心のスペースが生まれました。
まとめ:「自分らしさ」を取り戻すために
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今回の気づきを一言でまとめると、
「自分のやりたいことが、誰かのためになることもある。それでいい。」
ということです。
無理に他人に合わせる必要はないし、
自分を犠牲にすることでしか“貢献”できないと思い込むのも、手放していい。
やりたいことをコツコツ続ける。
夢中になって取り組む。
結果的にそれが誰かの力になる――。
そんな“共有軸”で動く毎日を、少しずつ作っていけたらいいなと思います。