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読書・趣味・生活に関わることをつらつらと

映画

2025/4/11

【おすすめ映画】『アーカイヴ』——死者の記憶が創るもうひとつの現実

こんにちは、よだかです。 もし、亡くなった人と“もう一度話せる”としたら、あなたはその技術を使いますか? 今回ご紹介する映画『アーカイヴ』は、まさにその問いを投げかけてくるSF作品。人間の「記憶」や「執着」といった根源的な感情に鋭く切り込む、静かで、そして衝撃的な物語です。 そして何より、ラストのどんでん返しが凄い。本作は、そんな「記憶」と「愛」の交錯する未来を描いた、切なくも美しい一本です。 ◆ こんな方におすすめ 心をえぐるどんでん返しが好き ロボットやAIが人間に近づく姿に興味がある 自然とテクノロ ...

自然科学 読書

2025/4/11

【総まとめ】『利己的な遺伝子』やさしく解説 Part.1〜13|リチャード・ドーキンス著

こんにちは、よだかです。 今回は、全13回にわたって連載してきた『利己的な遺伝子』解説シリーズの総まとめをお届けします。 リチャード・ドーキンスの名著『利己的な遺伝子』は、生物学の見方を根底から揺さぶる一冊。とはいえ、全13章・約400ページにおよぶボリュームをいきなり読むのはなかなか大変ですよね。 この記事では、各章の要点をざっくり把握し、興味のあるテーマから深掘りできるように構成しています。 これから読んでみたい方も、読んだあとに振り返りたい方も、ぜひご活用ください。 👉 Amazonで『利己的な遺伝 ...

自然科学 読書

2025/4/11

【遺伝子は環境を変える?】『利己的な遺伝子』をやさしく解説|Part.13

こんにちは、よだかです。今回は「利己的な遺伝子」解説シリーズの第13回、そして最終回。 最終章のテーマは──「遺伝子の長い腕」 ここでは、遺伝子の影響が細胞の外側、環境や他の生物にまで及んでいることを探っていきます。 これまでの学びの集大成として、ぜひお楽しみください。 🔁 前回(Part.12)の記事はこちら👉 「気のいい奴」がなぜ進化的に有利なのか? 本章でわかること 遺伝子がどのようにして体外に影響を及ぼすのか “環境を設計する”という行動の意味 寄生や共生の戦略に潜む遺伝子の利己性 なぜわざわざ胚 ...

お金 ライフハック

2025/4/11

【お金に“働く場”を与えよう】投資は社会貢献であるという話

こんにちは、よだかです。 今日は、投資=社会貢献という視点について書いてみます。 これまで株式や仮想通貨などに触れてきて、ずっと疑問に思っていたことがありました。 「なぜ、自分が働いていないのにお金が増えるのか?」 もちろん、資本主義の仕組みとしての「投資」の意味は理解していたつもりです。 でも、どこか腑に落ちない感覚が残っていたんですよね。 そんな中で、ある視点にたどり着きました。 お金に“働く場”を与えることこそが、投資の本質なんじゃないか? 今日はその気づきを、皆さんとシェアさせてください。 この記 ...

自然科学 読書

2025/4/11

【気のいい奴が勝つ理由】『利己的な遺伝子』をやさしく解説|Part.12|リチャード・ドーキンス著

こんにちは、よだかです。 『利己的な遺伝子』を1章ずつ読み解いていくシリーズも、いよいよ第12回まできました。 今回のテーマは── 🤝 「気のいい奴」がなぜ進化的に有利なのか? 一見、騙されそうな“お人好し”こそが、実は長期的な戦略として最も強い── そのことがゲーム理論の実験で示されています。 この章では「協力・裏切り」という対立構造を通じて、“最適なふるまい方”がどこにあるのかを解説していきます。 🔁 前回(Part.11)の記事はこちら👉 ミーム:人間だけが持つ“文化的遺伝子” この記事・本をオスス ...

自然科学 読書

2025/4/11

【“文化”は遺伝子を超える?】『利己的な遺伝子』をやさしく解説|Part.11|リチャード・ドーキンス著

こんにちは、よだかです。 『利己的な遺伝子』やさしく解説シリーズ、ついに第11回に突入です! 今回のテーマは── 🧠 ミーム:人間だけが持つ“文化的遺伝子”とは? 他の動物と人間を決定的に分けるもの。それは「文化」という、目に見えないけれど極めて強力な武器。 ミームとは、模倣を通じて伝わる“概念の自己複製子”。 遺伝子のように、模倣され、広まり、生き延びるもの──その驚くべきメカニズムと進化的役割について、詳しくまとめていきましょう。 🔁 前回(Part.10)の記事はこちら👉 なぜ仲間を助けるのか?【互 ...

メンタルコントロール ライフハック

2025/4/11

【メンタルケア】「誰かのために」を手放してラクになる──“共有軸”という考え方

こんにちは、よだかです。 今日は、「人のためにならなきゃ」と頑張りすぎてしまう人に向けてお話しします。 私自身、もともと自分に強い興味関心を持つタイプで、正直に言ってしまえば、他人への興味はそんなに強くない。 そんな私が、「誰かの役に立たなきゃ」「貢献しなきゃ」と考え始めると、どんどんしんどくなっていってしまったんですよね。 でも、あるとき「共有軸」という考え方に出会って、一気に心が軽くなりました。 この記事はこんな人におすすめです 自分本位な行動が“悪いこと”のように感じてしまう 「誰かの役に立たなけれ ...

お金 テクノロジー 仮想通貨

2025/4/11

【初心者向け】仮想通貨を運用する際の注意点と心構えまとめ【まずはここから】

こんにちは、よだかです。 今回は、仮想通貨を実際に運用する際に気をつけたいポイントについて、経験ベースでまとめていきます。 ビットコインやイーサリアムなど、価格が大きく上下する仮想通貨。「資産として持つのはアリなのか?」と疑問に思う人も多いですよね。 この記事では、仮想通貨初心者が押さえておくべきリスクと、それでも運用する価値がある理由についてお話しします。 結論(先にまとめ) 仮想通貨の価値は長期的に伸びる可能性がある 将来性を信じられるなら、少額から触ってみるのはアリ ただし、「失っても良いお金」で運 ...

アニメ カルチャー

2025/4/11

表も裏もぜんぶ観ろ!『ODD TAXI』で知る群像劇の快感

こんにちは、よだかです。 今回紹介するのは、アニメ『ODD TAXI(オッドタクシー)』。 全13話。一見シュールな動物キャラが織りなすこの物語、ただの“ゆるい日常もの”ではありません。 最後の最後まで緻密に構築された脚本、意外性に満ちたどんでん返し、そして深くえぐってくる人間模様。これはまさに、“観る者の認知”を揺さぶる作品です。 ネタバレを含む内容は後半に記載していますので、未視聴の方はここで一度ストップを。視聴後に再訪いただけたら嬉しいです。 🎥 Amazon Prime Videoで配信中! ◆ ...

自然科学 読書

2025/4/11

【なぜ仲間を助けるのか?】『利己的な遺伝子』をやさしく解説|Part.10|リチャード・ドーキンス著

こんにちは、よだかです。 今回は『利己的な遺伝子』やさしく解説シリーズの第10回。 🧬 テーマは「互恵的利己主義」──自分のために、なぜ他者を守るのか? 「遺伝子は利己的である」でも、生き物たちは仲間を助け、群れで行動し、ときに命を賭してまで他者を守る。 この“矛盾”に思える行動の背後には、驚くほど合理的な戦略が隠されていました。 🔁 前回(Part.9)の記事はこちら👉 雄と雌の争い【それぞれの最適戦略】 この本・本記事をオススメしたい方 『利己的な遺伝子』をもっと深く理解したい 「なぜ利他的な行動が生 ...