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【キングオブ自己啓発本】7つの習慣 やさしく解説! Part.7【スティーブン・R・コヴィー】

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どうも、よだかです。

本記事は「7つの習慣」をやさしく解説する第7回目です。

「キングオブ自己啓発本」である本書。

今回はいよいよ最終回「刃を研ぐ」です。

7つ目の習慣は、第1〜第6までの習慣の基礎を作り、また磨き抜いていくために必要なことです。

自身の価値を高めることで、これまで学んできたことをさらにブラッシュアップさせていきましょう。

この記事を読めば、7つの習慣の基礎知識を全てカバーし、より良い人生を送る土台が整います!

この記事を読んで欲しい人

・自身の力の基礎を磨きたい

・7つの習慣を総合的に磨いていきたい

自分を磨く4つの側面

自分の価値を高めるには、「肉体」「精神」「知性」「社会・情緒」の4つの側面を意識する必要があります。

それぞれが、相互関係にあり、どれもバランス良く鍛えていくことで、あなたの内面にシナジーを生み出します。

一つずつ順番に見ていきましょう。

肉体

栄養のある食事を摂る。

運動や休息で、健康面の管理をする。

そして、必要な分の休息をしっかりととる。

どんなに優れた頭脳があっても、肉体的な負荷が高ければ、そのパフォーマンスを最大限に発揮することはできません。

あなたの肉体が常に最高の状態であるように、栄養管理・運動習慣の見直しを徹底することが重要です。

精神

あなたの人生の核となる部分。

価値を守り抜こうとする意志。

第2の習慣と深く関係する部分でもあります。

7つの習慣 第2の習慣「終わりを思い描くところから始める」

精神を磨き抜くためには、時間を投資することが欠かせません。

人の思考習慣が変わるまでは、半年ほどかかると言われています。

思考を変えるための行動を半年間続けるのは、大変な労力がかかります。

しかし、不可能なことではありません。

あなたの作ったミッションステートメントが、その手助けとなります。

自身の生き方の指針が、はっきりを言葉になっていれば、それは心強い味方になります。

原則に基づいた人生の価値基準を常に見返して、行動につながるエネルギーに変えていきましょう。

知性

自分自身の教育し続ける営み。

自分の頭の中にあるプログラムを客観視する能力のこと。

事実を正しく認識して、戦略を立案し、行動につなげる作戦参謀。

本を読むこと。自分の考えを書くこと。物事を遂行するための計画を立てること。

あなたが実際に行動をするときの、現実的なプランを立てて、さらにはそれの妥当性を検討し、成果や課題を振り返る能力も含まれます。

絶えず学習し、アップデートさせていく必要があり、何からどう学ぶかという知的生産のベースとなる部分です。

知識や経験に投資することで、飛躍的に高めていくことができます。

社会・情緒

共感による相互理解。

人間関係におけるリーダーシップ。

人々に働きかけて、良い影響を与える能力。

第4〜第6の習慣をベースにして鍛えていうことができます。

感情の力を借りることを主として機能する部分でもあります。

4つの側面のうち、本気で鍛えると最も早く成果を出せる部分でもあります。

なぜなら、これは人との関わりの中で常に鍛えていくチャンスがあるからです。

ポイントは、人に奉仕するという気持ちで過ごすこと。

自分の利益を追求するのではなく、人のためになる行動を増やしていくことで、社会・情緒的側面の力は飛躍的に伸ばしことができます。

他者を移す鏡となれ

4つの側面をバランス良く鍛える中で、あわせて意識しておきたいことです。

自分自身が、他者を移す存在であることは、非常に重要な意味を持ちます。

相手をありのままの姿で写すには、自分自身の像が曇っていてはいけません。

接する相手が、あなたの在り方を通して、自分自身の姿を知ることができるようになれば、自然と変化のきっかけを与えることになります。

相手の内側から、”変化しよう”という意志を引き出すことができるようになるのです。

逆説的ですが、これは、あなたが相手を「変化させよう」と思っている限りは、絶対にできないことです。

相手の気持ちをコントロールすることはできません。

あなた自身が、相手の気持ちを作り出すきっかけそのものになるには、あなたの存在の純度を高めて、相手の在り方そのものをまっすぐに写す鏡である必要があるのです。

自分を磨き抜く過程を通して、余分なものはどんどん削ぎ落としていきましょう。

良心の声を聞け

あなたの良心は、あなたを正しい原則に近づけてくれます。

”良心”については、第1の習慣「主体的である」の解説を参照

刃を研ぐ過程で苦労するのは、自分自身の心の声がものすごく小さな時にも、正確に聞き取れなければならないということ。

周りの声や世間の常識、そして何よりこれまでの人生で培ってきた常識のようなもの。

様々な”雑音”が、あなたの良心を覆い隠してしまいます。

小さくか細い声を聞き逃さないように、日々心を整えておくことが重要です。

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実践編

第7の習慣を実践レベルにすることは、比較的簡単です。

1週間のうちに取り組むことを一つだけ決めて、それを振り返ること

たったこれだけなら、できそうな気がしませんか?

まず、「肉体」「精神」「知性」「社会・情緒」の四つのうちから鍛えたい側面を決めます。

次に、1週間のスケジュールに、その側面を磨くための具体的な作戦を入れます。

週末になったら、取り組みの結果を自己評価しましょう。

大事なのは、目標を達成できなかった時です。

なぜできなかったのかを深掘りします。

その目標よりも重要なことがあったのか?

そもそも、自分の価値観に忠実なものでなかったからなのか?

計画し、行動したことを分析して、次の週の作戦を立てる材料にしましょう。

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

「肉体」「精神」「知性」「社会・情緒」の4つの側面をバランス良く鍛えていくことで、自分の価値を高める。

そして、それを第1〜第6の習慣を磨き抜く土台とすること。

肝心要の自分自身を磨くことをもってして、7つの習慣はその効果を最大限に発揮するのです。

第1〜第7までの習慣が、それぞれにシナジーを発揮しながら、あなたをより高いレベルに連れて行ってくれます。

本記事が、あなたにとって、これまで以上に素晴らしい充実した人生を送るきっかけになれば幸いです。

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